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〜♪
あ「ん?」
お風呂から出ると、スマホが着信を知らせていた。
相手は大ちゃん。切れてしまわないうちに出ると
あ「もし__」
大《あっ、A 元気〜?》
あ「たった一日で元気も何も無いですよ(笑)」
知《ちょっと! 早く用件話しなよ!》
大《あっ、そうそう。たぶんもう少しで山田そっち行くから。》
あ「えっ。」
涼介君が突然来るとの連絡。
まぁ…いつもは連絡無しでくるから、まだ良いのかなって思ったけど どうして?
涼介君が行くって言うなら、侑李とかもついて行くってなりそうなのに家にいるみたいだし…何かあった?
あ「何かあったんですか?」
大《…んー、まぁ。》
薮《ちょっと陛下と争いになってさ。》
あ「えっ…喧嘩ですか?」
光《口喧嘩…だけど、そんな可愛いレベルの口喧嘩じゃないよな(笑)》
そうだな、って笑う声が電話越しに聞こえてくる。
皆は笑ってるけど、可愛くはないってどこまでのレベル?(笑)
あ「…例の話で喧嘩になったんですか?」
圭《うん〜…そうだね。》
中《そこからお互いヒートアップしてね。やまだから良かったけど、俺らが言ったら死 刑レベル(笑)》
詳しく聞こうと思ったら、ベランダからノック音が聞こえた。
それを伝えると「詳しくは本人から聞いて」って投げやりにされて電話を切られた。
.
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カーテンと鍵を開けて、ベランダにいる涼介君を中に入れた。
あ「りょ、っ。」
言葉を遮るようにギュッと抱きついてきたから、落ち着いて離れるまで黙っていた。
涼「…ごめん。」
あ「大丈夫ですよ。」
自分からは何も聞かない。
飲み物を出して、ソファーに座らせて、涼介君から口を開くまで何も言わなかった。
涼「…俺が来ること聞いただろ。」
あ「…まぁ、大ちゃんから連絡がありました(笑)」
涼「…陛下のAへの当たりが強すぎるんだよ。」
あ「それはもう仕方ないです。」
向かい合うように座ったら、私の肩に頭を乗せて少しだけ甘えるような素振りを見せる涼介君。
たぶん甘えている訳では無いと思うけど。
あ「ちなみになんて言ってたんですか?」
涼「傷付くから言わない。」
あ「大丈夫ですよ。」
.
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あちゃん(プロフ) - 一話から何回も読ませてもらってます!こんなに好きな作品に出会えたのは初めてで何回も読ませてもらってます!終わりに向かっていくのはとても寂しいですが主様のペースで更新頑張ってください!とても応援してます! (2021年11月17日 0時) (レス) @page50 id: 6556ee0ca9 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇん(プロフ) - ♪くるすけ♪さん» 全然大丈夫です!頑張ってください! (2021年9月10日 8時) (レス) id: 26e2860a94 (このIDを非表示/違反報告)
とも - 最初からずっと読ませてもらってます!今回の内容もある意味良くて続編気になります待ってます! (2021年9月8日 10時) (レス) id: 72ac1295a3 (このIDを非表示/違反報告)
♪くるすけ♪(プロフ) - かふぇんさん» ありがとうございます! すみません、今気付きました(´;ω;`) 次の更新で直しておきます! (2021年9月7日 23時) (レス) id: 7871b290ea (このIDを非表示/違反報告)
かふぇん(プロフ) - いつも楽しみにしてます!あと、1536からいきなり1637になってますけど、、 (2021年9月7日 19時) (レス) id: eba823519b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:♪くるすけ♪ | 作成日時:2021年3月22日 12時