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あ「ん…っ…。」
チカチカと目に入る光で目が覚めた。
あ「…そのまま寝ちゃったんだ。」
周りを見渡すと、テーブルの上にはお酒の空き缶などが乗ったまま。
皆は飲んでそのまま寝たのか、床やソファーに雑魚寝をしていた。
私の体に掛けられていた薄い毛布。誰か掛けてくれたのかな?
あ「…。」
片付けてあげようかな。
もう眠気もないし…起こさないようにテーブルの上だけでも片付けよ。
缶の音やお皿の音を鳴らさないように、寝ている皆の隙間を見つけて避けて歩いた。
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あ「よし…。」
テーブルの上を台布巾で拭き終えた。
あとはキッチンに運んだ物を片付けなきゃ。
ガシッ_!
あ「きゃあっ…ぅぶっっ!!」
今まで通り皆の間を踏まないように歩いてたら、誰かに足首を掴まれて床に倒れ込んだ。
あ「いったぁっ…(泣)」
大「んん〜…A〜…♡」
あ「大ちゃん…。」
私の足を掴んだ犯人は大ちゃん。
寝ぼけたまま私の足を頬にスリスリと擦り付けてる。
あ「大ちゃん…離しっ__!!」
大「ん〜…。」
足を離してもらうために手を伸ばす。
触れた瞬間に逆に手を掴まれて、引っ張られてそのまま抱き締められた。
あぁ、またこんな状況に…。
.
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.
あ「う…ぐるじ…。」
薮「ん…うるさいな…何…?」
あ「薮くん…助けて下さい…。」
薮「ん〜っ、…ははは、捕まったのか(笑)」
私がうるさい声を出してしまったから、薮君が目を覚ましてしまいました。
申し訳ないと思いながら、薮君に助けを求めた。
薮「大ちゃんを起こすのは無理だから引っ張るしかないな。」
あ「っ…!」
薮「っよいしょ!」
大ちゃんの手を剥がしつつ、薮君に腕を引っ張って貰って何とか離れる事が出来た。
あ「ありがとうございます…。」
薮「いーえ。…なんか目覚めちゃったな。」
あ「すみません…。」
薮「Aは悪くないよ(笑)…あれ、もしかして片付けてくれてた?」
あ「まだ運んで、テーブル拭いただけですけど…。」
ごめんね、ありがと〜って言いながら
薮君はキッチンに向かって片付けを始めた。
私も後を追いかけて一緒に片付けをした。
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あちゃん(プロフ) - 一話から何回も読ませてもらってます!こんなに好きな作品に出会えたのは初めてで何回も読ませてもらってます!終わりに向かっていくのはとても寂しいですが主様のペースで更新頑張ってください!とても応援してます! (2021年11月17日 0時) (レス) @page50 id: 6556ee0ca9 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇん(プロフ) - ♪くるすけ♪さん» 全然大丈夫です!頑張ってください! (2021年9月10日 8時) (レス) id: 26e2860a94 (このIDを非表示/違反報告)
とも - 最初からずっと読ませてもらってます!今回の内容もある意味良くて続編気になります待ってます! (2021年9月8日 10時) (レス) id: 72ac1295a3 (このIDを非表示/違反報告)
♪くるすけ♪(プロフ) - かふぇんさん» ありがとうございます! すみません、今気付きました(´;ω;`) 次の更新で直しておきます! (2021年9月7日 23時) (レス) id: 7871b290ea (このIDを非表示/違反報告)
かふぇん(プロフ) - いつも楽しみにしてます!あと、1536からいきなり1637になってますけど、、 (2021年9月7日 19時) (レス) id: eba823519b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:♪くるすけ♪ | 作成日時:2021年3月22日 12時