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来訪者の顔を見て、涼介君を見て悩んだけど
結局通して、玄関前に来るのを待つ。
涼「誰?」
あ「もしかしたら入ってくるかもしれないので、服着てて下さいね…!」
涼「えー。」
あ「じゃあ他の部屋に隠れてて下さい!」
玄関のｲﾝﾀｰﾎﾝが鳴ったので、涼介君に念を押してから出た。
ｶﾞﾁｬ＿＿
あ「突然来るのやめてよ…。」
早苗「いーじゃん、妹なんだし。」
あ「私居なかったらどうするの。」
早苗「大学まで行くつもりだった。」
突然来るのは血筋ですね。
早苗「あれ、もしかして邪魔しちゃった?(笑)」
早苗のその言葉で思わず振り向いたけど、涼介君の姿はなかった。なんで分かったの?
早苗「男物の靴あるし、ﾘｯﾌﾟが薄くなってる部分あるよ〜。」
あ「あっ、こら!」
見破られて焦ってると、その隙をついてｽﾞｶｽﾞｶと入っていく早苗。
鍵を閉めてから慌てて追いかけたけど、早苗は既にﾘﾋﾞﾝｸﾞに繋がるﾄﾞｱを開けてました。
涼介君の事だから服着てなさそう…でも声は聞こえてるはずだから、さすがに着ててほしい。
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早苗「あっ、お久しぶりでーす!」
涼「なんつーﾀｲﾐﾝｸﾞで来るんだよ。」
あ、良かった…ちゃんと服着てる。
早苗「やっぱお邪魔しちゃった?(笑)」
涼「とっとと帰れ。」
早苗「ひど。」
なんだかんだ言って仲が良さげに見える2人。
早苗はもう素の性格を出しまくってるから、逆に扱いやすくなってるのかもしれない。
涼「結婚すんだってな。」
早苗「あっ、そうそう。お姉ちゃん食事会に出てってお願いしに来たの。」
あ「顔合わせ?」
早苗「顔合わせみたいな堅い感じじゃなくて、普通にご飯食べるの。来週の日曜、ちゃんと来てね。」
あ「またそんな急に…。」
堅苦しい感じ苦手だけど、知らない人と食事ってのも好きじゃないんだよね…。
でも妹の結婚なんだから、それぐらいはちゃんとしなきゃだし…。
あ「分かったよ…行くよ。」
早苗「懐石料理だから着物だよ。」
あ「えっ。」
早苗「おばあちゃんが当日、着付けから支度までしてくれるから朝10時に迎えに来るね。」
あ「あぁそう…。」
食べ慣れない懐石料理に
着慣れない着物。
既に疲れる予感がしてます。
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あちゃん(プロフ) - 一話から何回も読ませてもらってます！こんなに好きな作品に出会えたのは初めてで何回も読ませてもらってます！終わりに向かっていくのはとても寂しいですが主様のペースで更新頑張ってください！とても応援してます！ (2021年11月17日 0時) (
レス) @page50 id: 6556ee0ca9 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇん(プロフ) - ♪くるすけ♪さん» 全然大丈夫です！頑張ってください！ (2021年9月10日 8時) (レス) id: 26e2860a94 (このIDを非表示/違反報告)
とも - 最初からずっと読ませてもらってます！今回の内容もある意味良くて続編気になります待ってます！ (2021年9月8日 10時) (レス) id: 72ac1295a3 (このIDを非表示/違反報告)
♪くるすけ♪(プロフ) - かふぇんさん» ありがとうございます! すみません、今気付きました(´；ω；｀) 次の更新で直しておきます! (2021年9月7日 23時) (レス) id: 7871b290ea (このIDを非表示/違反報告)
かふぇん(プロフ) - いつも楽しみにしてます！あと、1536からいきなり1637になってますけど、、 (2021年9月7日 19時) (レス) id: eba823519b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：♪くるすけ♪
| 作成日時：2021年3月22日 12時
