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涼介side
涼「ごちそーさま。」
中「どこ行くの?」
涼「Aんとこ。」
ｷｯﾁﾝに食器を持っていって、Aのお粥とかを持って部屋に向かった。
部屋の前まで来てﾉｯｸしようと思ったけど、寝てたら起きるかなって思って静かに部屋に入ると
涼「あ、起きてたか。」
あ「涼介君…。」
廊下についた光でAの顔が薄暗く見えた。
起きてたから部屋の電気をつけて近くに行く。
涼「飯持ってきたけど食えるか?」
あ「…少しなら。」
多分ほぼ食えないな。俺か持ってきたから気を使って食べようとしてる。
でもどちらにしろ食べないとだめだから、背中を支えながら起こして。
涼「ん。」
背中を支えながらAの口にお粥を運ぶ。
涼「熱くないか?」
あ「大丈夫です…。」
意外にもお粥を半分は食べて、お粥食べれなかった時用にすりおろしてきた りんごも食べた。
あ「ふふ…。」
涼「なに?」
あ「涼介君が優しいと思って…。」
涼「ひどくね。俺そんな優しくない?」
あ「そういうわけじゃないですけど…(笑)」
少し力なさげに笑う。
でも笑うぐらいまでは回復してるって思った方が良いかもな。
.
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.
.
あ「早く治んないかな…。」
涼「辛いよな。」
あ「それもですけど、早く…皆とご飯食べたいです…。」
ぽつりぽつりと小さな声で、途切れ途切れに話し終えると、俺に体を預けながらAは眠りについた。
涼「…すげぇな香の効き目。」
Aをﾍﾞｯﾄﾞに寝かせて布団をかぶせる。
少しだけAの寝顔を見て、部屋の端に向かい、置いてある小さな瓶を手に取った。
伊野尾ちゃんが作った香水? お香みたいなもの。
俺らには効かないけどAには効き目がある眠り薬。
具合の悪さを少しでも感じさせたくないのと、病気を治すにはとにかく眠って体力を回復させるしかないから
無理やり、という言い方になるけど眠らせることにしてる。
数時間おきに起きるけど、しばらく経つとまた眠りにつく。それの繰り返し。
ｶﾞﾁｬ＿＿
慧「ご飯終わった?」
涼「終わってまた寝た。」
慧「そ。…点滴も変え時か。」
治療に関しては俺は分からないから、食器を持って先にﾘﾋﾞﾝｸﾞに戻った。
.
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あちゃん(プロフ) - 一話から何回も読ませてもらってます！こんなに好きな作品に出会えたのは初めてで何回も読ませてもらってます！終わりに向かっていくのはとても寂しいですが主様のペースで更新頑張ってください！とても応援してます！ (2021年11月17日 0時) (
レス) @page50 id: 6556ee0ca9 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇん(プロフ) - ♪くるすけ♪さん» 全然大丈夫です！頑張ってください！ (2021年9月10日 8時) (レス) id: 26e2860a94 (このIDを非表示/違反報告)
とも - 最初からずっと読ませてもらってます！今回の内容もある意味良くて続編気になります待ってます！ (2021年9月8日 10時) (レス) id: 72ac1295a3 (このIDを非表示/違反報告)
♪くるすけ♪(プロフ) - かふぇんさん» ありがとうございます! すみません、今気付きました(´；ω；｀) 次の更新で直しておきます! (2021年9月7日 23時) (レス) id: 7871b290ea (このIDを非表示/違反報告)
かふぇん(プロフ) - いつも楽しみにしてます！あと、1536からいきなり1637になってますけど、、 (2021年9月7日 19時) (レス) id: eba823519b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：♪くるすけ♪
| 作成日時：2021年3月22日 12時
