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涼「一生ってことは、俺はこっちに戻ることはなくなるし、戻れたとしても不定期になる。
Aがどうしたいかは任せるけど…
俺は、Aに一緒に来て欲しいって思ってる。」
私の手を取って優しく握り締めながら
涼「俺と結婚して、一生そばにいて欲しい。」
真っ直ぐな目で、真剣な声でそう言った。
嬉しいはずのﾌﾟﾛﾎﾟｰｽﾞ
大好きな人からのﾌﾟﾛﾎﾟｰｽﾞ
どうして「はい」と素直に受けれないんだろう。
涼介君と結婚したいって、数分前に自分の口で言ったくせに。
状況が少し変わっただけで答えが出せなくなった。
涼「大丈夫だよ。すぐ返事出さなくても。」
あ「っ…。」
涼「Aにとっては嫌な世界だし、20年過ごしたここから離れるのは相当な覚悟が必要だから。」
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涼「それに決まった訳じゃないから。
ずっとこっちで過ごすかもしれないんだし、あんまり気にしなくて良いよ。」
曇った表情をしている私の頬を撫でて、唇に優しく口付けをしてくる涼介君。
あ「っ、んっ。」
さっきまでの暗い雰囲気から甘い雰囲気に変わり始める。
姿勢が私より少し高くなって、唇が重なったまま体重をかけてくるから そのまま押し倒されて。
あ「は、っ…、まっ…。」
涼「ん…?」
あ「服、に手が…。」
ばれないように忍び込んできたけど、すぐに気付いた。
平然としてる涼介君とは裏腹に、私は全力でしかも両手で涼介君の片手を押さえてます。
あ「んっ…!」
涼「2人になる時点で予想はしてただろ。」
肌を撫でる手付きに声が漏れてしまった。
耳元で低く呟く涼介君の声に、体中がｿﾞｸｿﾞｸと震える。
暗い会話の内容なんてすっかり忘れて、涼介君の手を押さえる力を少しずつ弱めていくと
上にいる涼介君の口角が上がって、上の服を脱ぎ捨てた。
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ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ＿…
涼「…無視。」
あ「っでも＿!」
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ＿!!
涼「うっせぇな…何なんだよこのお約束の展開。」
あ「出てくるなら服着て来て下さいね…!」
あまりにもうるさくて涼介君の不機嫌が凄い事に。
服と髪を整えてｲﾝﾀｰﾎﾝを覗いた。
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あちゃん(プロフ) - 一話から何回も読ませてもらってます！こんなに好きな作品に出会えたのは初めてで何回も読ませてもらってます！終わりに向かっていくのはとても寂しいですが主様のペースで更新頑張ってください！とても応援してます！ (2021年11月17日 0時) (
レス) @page50 id: 6556ee0ca9 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇん(プロフ) - ♪くるすけ♪さん» 全然大丈夫です！頑張ってください！ (2021年9月10日 8時) (レス) id: 26e2860a94 (このIDを非表示/違反報告)
とも - 最初からずっと読ませてもらってます！今回の内容もある意味良くて続編気になります待ってます！ (2021年9月8日 10時) (レス) id: 72ac1295a3 (このIDを非表示/違反報告)
♪くるすけ♪(プロフ) - かふぇんさん» ありがとうございます! すみません、今気付きました(´；ω；｀) 次の更新で直しておきます! (2021年9月7日 23時) (レス) id: 7871b290ea (このIDを非表示/違反報告)
かふぇん(プロフ) - いつも楽しみにしてます！あと、1536からいきなり1637になってますけど、、 (2021年9月7日 19時) (レス) id: eba823519b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：♪くるすけ♪
| 作成日時：2021年3月22日 12時
