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慧「ん、おはよ。」
あ「…おはようございます…。」
慧「具合は?」
あ「…変わらない、です。」
目を覚ました時、既に慧君は私の看病をするために起きていた。
あれ、この光景 前にも見た気が…(笑)
慧「変わらないか…うーん、俺らから移ったんだろうけど…。」
あ「…んん゛っ…。」
慧「喉痛い?」
あ「少し…。」
慧「ご飯食べれそう?」
食べないと力付かないよね…。
小さく頷くと、待っててと言って慧君は部屋から出ていった。
あ「…着替えよう、かな。」
起き上がって布団から出て、クローゼットに向かおうとしたんだけど、ガクッと膝から崩れ落ちてしまった。
そのまま床に倒れ込んで、起き上がろうとしたんだけど体に力が入らなく動けなくなった。
あ「あれ…嘘…(笑)」
口は動くし、さっきまで動けてたのにな…。
こんな急にくるのって凄い怖くない?
自分の体に何が起きてるのか分からない。
.
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ガチャ__
大「A!?」
あ「大ちゃん…。」
大「ちょっ、伊野ちゃん! 伊野ちゃんってばー!!」
様子を見に来たのか、大ちゃんが部屋に来て倒れてる私を見つけた。
私を抱き上げてベッドに戻してくれて、大ちゃんの叫び声に慧君だけでなく皆も集まってきた。
慧「なに?」
大「Aが倒れてたの!!」
焦っている大ちゃんとは裏腹に、凄く冷静な慧君は私のとこに駆け寄ってきた。
私の頬に触れて、真剣な顔で
慧「なんで動いたの?」
あ「…着替えようと思って…。」
慧「言ってくれたら手伝ったのに。」
あ「…不安でしかないです。」
中「そりゃそうだ(笑)」
それにしても急に来たなぁ…。
数分前まで平気だったし、手だって動かせていたのに
今は首から下が全く動かない。
涼「俺らと同じ病気?」
慧「たぶん…詳しく調べないと分からないけどね。
俺らと人間では症状が違うのかもしれないし…。」
光「でもそんなに辛そうにも見えないけど…。」
中「たぶんvampireになる時とかの辛さに比べたら楽なんじゃない?」
薮「あー、確かにあれと比べたら…。」
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あ「…そういえば、侑李は…?」
慧「今日安静にしてれば明日には回復してると思うよ。」
涼「今は自分のこと考えとけ。」
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あちゃん(プロフ) - 一話から何回も読ませてもらってます!こんなに好きな作品に出会えたのは初めてで何回も読ませてもらってます!終わりに向かっていくのはとても寂しいですが主様のペースで更新頑張ってください!とても応援してます! (2021年11月17日 0時) (レス) @page50 id: 6556ee0ca9 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇん(プロフ) - ♪くるすけ♪さん» 全然大丈夫です!頑張ってください! (2021年9月10日 8時) (レス) id: 26e2860a94 (このIDを非表示/違反報告)
とも - 最初からずっと読ませてもらってます!今回の内容もある意味良くて続編気になります待ってます! (2021年9月8日 10時) (レス) id: 72ac1295a3 (このIDを非表示/違反報告)
♪くるすけ♪(プロフ) - かふぇんさん» ありがとうございます! すみません、今気付きました(´;ω;`) 次の更新で直しておきます! (2021年9月7日 23時) (レス) id: 7871b290ea (このIDを非表示/違反報告)
かふぇん(プロフ) - いつも楽しみにしてます!あと、1536からいきなり1637になってますけど、、 (2021年9月7日 19時) (レス) id: eba823519b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:♪くるすけ♪ | 作成日時:2021年3月22日 12時