9人のドS〇〇達…【31】

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大「はぁ…。」

知「…っ、、。」







注射を打ったからと言って、すぐに効果が出るわけもない。

まだ辛そうにしている皆を見ると、私も辛くて胸が痛くなる。








大「ん、、ありがと…。」

あ「無理に喋らなくて大丈夫ですよ…。」

大「ん…(笑)」








冷えﾋﾟﾀを交換すると、目をゆっくりと開けて笑いかけてくれる。



絶対辛いはずだから、喋らないでって言ってるのに

その度に毎回うんって言うのに、次に来た時にはまた無理に喋ろうとする。








言ってもｷﾘがないか…(笑)








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ｶﾞﾁｬ…








全員分のを交換し終えて、静かに部屋を出た。








あ「洗濯 回してる分終わってるかな…。」








ﾀｵﾙとかは乾燥機にかけて…、服とかは干した方が良いかな。

あ、良い天気だし布団も干して…あとは








あ「調査報告書も書いて…あとは、…っ。」








一瞬の目眩。

寝不足と疲労もあるのかもしれない…。




大学も皆を置いて行けないし、なにより一人で行く事自体 許されないから休み。

看病しながら大学通うのも そもそも大変そうだしね。








次から次へと押し寄せてくる やらなきゃいけない事。

ほぼ毎日同じことの繰り返しだけどら結構大変。





新しく出された薬の種類も覚えなきゃだし…、なんて考えたり色々してたら洗濯が終わる合図。








あ「うー、重い…。」








ふらふらとふらつきながら、何とか洗濯物を運んで干し終えた。

布団も干して、食器とかの片付けも済ませ、時間が空いたから薬の種類を覚えた。








たまに様子を見に行き、吸血やら何やらのお世話。








薮「A…。」

あ「どうしました?」

薮「…看病させといてだけど、あんまり無理しちゃﾀﾞﾒだよ…。」

あ「大丈夫ですよ(笑)」







大人しく寝てて下さい、って布団をかけ直して部屋を出た。








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大丈夫とは言ったものの、疲れてはいるんですがね…そんなこと言えませんよ(笑)








あ「ふかふかだ〜…♡」








陽の光を浴びて、ふかふかに程よく暖まった布団を回収した。

あまりの心地良さに、干したばかりの布団に体を預けていると







いつの間にか目を閉じて眠りについてしまっていた。







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