9人のドS〇〇達…【30】

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高「こんなだったっけ?」

涼「やっぱ味も変わったと思う?」

高「なんか甘さが増した気がする。」








服と髪を戻しながら、高木君の上から降りて

まだ少し血の香りが気になって窓を開けた。





vampireの頃は、血の香りは気にならなかったんだけど…人間に戻れたんだなって実感できた。




それにしても…2人に吸われても意外と平気なものなんだな…。

量が少ないのもあると思うけど。








あ「あ…裕翔君 大丈夫ですか?」

中「うん、大丈夫そう。」







何も考えずに皆がいる所で吸血されちゃったけど、一番心配だった裕翔君が何ともなさそうなので。








大「俺も欲しい!」

薮「大ちゃん今朝 動物の飲んでたじゃん。」

大「Aのが吸いたいの!」

あ「分かりました(笑)」








明日は大ちゃんと圭人君と決まりました。

それから残りの皆も2人ずつ毎日あげるという形で。








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光「買い出し何人かついてきて。」

知「ｹﾞｰﾑしてるからやだ。」

大「俺も嫌だ、あっ山田ひどい!!」

涼「よそ見してっからだよ!」

薮「涼介 隙あり!!」

涼「あっ、こら!!」








ｹﾞｰﾑに夢中な人達は、光君の方すら向きもしない。

光君に少し苛立ちが見えます(笑)








光「お前らなぁ…。」

あ「…私でも役に立ちますか?」

光「え、でも体調大丈夫?」

あ「そこは全然。」

光「じゃあ頼もうかな。」








ほぼ荷物持ちの役に立たなそうな私だけど、居ないよりはね。







光「お前も来んの。」

慧「えぇ〜。」

高「俺もかよ。」

光「運転して。」







中「ねー。」

光「ん?」

圭「冷蔵庫に入ってた血もう少ないよ?」

光「そっちもないのかよ。」








食材が入ってる冷蔵庫も、血液が入ってる冷蔵庫もほぼ空っぽらしい。








光「裕翔と圭人採ってきてくれる?」

中「りょーかい。」








暗めの目立たない格好に着替え、裕翔君と圭人君は大きなﾘｭｯｸを背負って家を出て行った。



なんか逆に怪しく見える…(笑)








光「A、買い物行くよー。」

あ「はーい。」








高「てかあいつら着いてこないの珍しいよな。」

光「ん?」

高「Aが出かけるってのに、いつもなら山田達 着いてくんじゃん。」








多分ｹﾞｰﾑに夢中で気付いてない可能性が…(笑)






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