9人のドS〇〇達…【30】

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車に乗ってたﾒﾝﾊﾞｰで、食料の買い出しに向かう途中だったらしいです。







大「A、暇だから他のとこ見に行こ。」

あ「えっ。」

光「おいー。」

知「人混み嫌いなんだもん。」

薮「荷物持ちの時は戻って来いよー。」








侑李と大ちゃんに半ば無理やり連れて行かれました。

人混み嫌いなのに何で買い出しに…(笑)




暇だということで、雑貨屋さんとか色んな場所を見て歩くことに。

結局 人混みなのは変わりないんですがね(笑)








大「あれ、A 香水つけてる?」

あ「付けてますよ。」

知「珍しいね。」

あ「涼介君から貰ったんです。」







ﾊﾞｯｸﾞに入れてある香水の入れ物。

小瓶そのままを持ってくるわけにいかないから、もっと小さいｽﾌﾟﾚｰﾎﾞﾄﾙに移し替えたやつを出した。








大「ふーん、山田がね。」

知「A 香水欲しかったの?」

あ「1個ぐらいは持ってたいなって思ってね。」








蓋を開け、噴射口に鼻を近付けて匂いを嗅ぐ2人。








大「なんか欲しいものある?」

あ「えっ、特には…。」

知「何かあるでしょ?」

あ「……無いかな。」








考えてみたものの浮かばない。

香水だって、たまたま欲しいなって思った時がｸﾘｽﾏｽの時期に近かっただけだし…。








大「Aってほんと物欲ないよなぁ。」

知「無さすぎて困る時ある。」

あ「あっ、そろそろ薮君達のとこに戻ろっか。」







なんか愚痴が止まらなくなりそうだったので(笑)








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薮「ただいまー。」

中「おかえり。」







大量の買い出しの荷物を持って、家に入っていくと裕翔君達がお出迎え。

ﾘﾋﾞﾝｸﾞを通ってｷｯﾁﾝに向かったんだけど、涼介君の姿が見えない。








圭「山ちゃんなら部屋で寝てるよ。」

あ「えっ、あ、そうなんだ…。」

中「ばれてないようにしてるけど、めっちゃ目で探してたでしょ(笑)」

慧「会えなかった期間は俺らも一緒なのに〜。」








まだ寝てるんだ…。








あ「会っても大丈夫ですか?」

光「うん、大丈夫だよ。」

高「たぶん起きないけどな。」








たぶん起きない…寝不足ってこと?

具合悪かったのに、大人しく寝てなかったのかな。





静かに階段を登り、音を立てないように涼介君の部屋に入った。







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