9人のドS〇〇達…【28】

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ﾁｪｯｸｲﾝも済ませ、荷物も置いて、いざ観光へ。








知「Aは見たいとこない?」

あ「侑李が行きたいとこで良いよ。」

知「えー。」

あ「侑李とならどこでも楽しいから。」

知「…仕方ないなぁ。」








とか言いつつ、満更でもなさそうに。

相変わらず ﾂﾝﾃﾞﾚだねぇ(笑)








知「あー、お土産 買うの面倒。」

あ「買わなきゃ駄々こねる人がいるもんね(笑)」

知「ほんとだよ、いい歳してさ。」








来たばっかりで、もうお土産の話。

文句を言いながらも、ちゃんと買ってあげるのは優しいね。








あ「侑李、お腹空いた。」

知「なに食べたい? なんでも良いは無し。」

あ「…(笑)」









歩きながら食べる店を探してみる。

立ち止まってｽﾏﾎで検索したりして









あ「やっぱりお魚系は?」

知「じゃあ海鮮の店行こっか。」









基本、どこでも美味しいだろうから適当なお店を探して入った。

やっぱり海が近いってだけで、新鮮だし普段食べてるものとは全然違う。




分かったような口を聞いてるけど、雰囲気のおかげもあるかもね(笑)









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お腹いっぱいになったから、少し歩き回って

小腹が空いたら、喫茶店とかｽｲｰﾂを食べた。








ここでしか食べれないﾌﾟﾘﾝとか、SNS映えする あんみつとか。

食べてばかりの観光になった。








知「海の方行ってみる?」

あ「そうだねー、お腹きつい…。」

知「旅館のご飯もあるから、食べるのはもうやめよっか。」








食事処が並ぶ店を通り抜け、少し人が少なくなった海沿いに向かった。

10月の熱海は少し肌寒い。

だから海に来ても入れません(笑)







海の潮風が、これまた寒い。








あ「人少ないかと思ったけど、そうでもないね。」

知「寒いのに良くやるよ。」







侑李の視線の先には、はしゃきながら海で遊んでる若者達。

と言っても足だけ浸かってるんだけどね。








あ「まぁ…ﾃﾝｼｮﾝが上がってると、温度感じないんじゃない?(笑)」

知「馬鹿は風邪ひかないって言うしね。」

あ「ひどい…(笑)」








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ただ歩くだけではつまらないから、子供っぽく砂浜で遊んだ。

文字を書いたり、山を作ったり。








ぶるっ…







あ「っ…。」

知「寒いね、旅館戻ろっか。」

あ「うん、そうだね。」







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