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涼介side
Aがｷｽを拒むなんて珍しい事じゃないし
ﾍﾞｯﾄﾞから落としたくらいで そこまで落ち込むか?
って見てたら、いきなり泣き出した。
さすがの俺でもAの涙には弱い。
慌てて近寄ったら
あ「＿＿＿吉沢さんに…っ、ｷｽ…されました…。」
…ん?
今なんて?
ちょっと俺 日本語分かんなくなったのかも。
" きす "って さっき俺が拒まれたやつ?
" よしざわさん "って さっきのいけ好かない奴?
涼「…したの? されたの?」
あ「…されました。」
涼「へぇ…。」
.
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.
予想してない返事だったからか、涙目のまま目を見開いて俺を見上げるA。
溜まってた涙がﾎﾟﾛﾘと頬を伝って落ちる。
頬に手を重ね、濡れた頬と目尻に残る涙を拭き取ってやった。
あ「嫌じゃ、ないんですか…?」
涼「嫌に決まって＿＿」
あ「っですよね…っ、口洗ってきます…!」
涼「あっ!」
最後まで聞かずに俺の手を振りほどいて、洗面所に向かおうとするから
あ「っ…んっ＿＿!?」
瞬時に腕を掴んで、押し倒して、組み敷いて
顎と片腕を掴んだまま唇を塞いだ。
.
.
.
.
あ「っふ…、っ…!」
喋らせる隙も、逃げる隙も与えない。
喋ろうとしたから、舌入れて喋れなくしたし
逃げようとしたから、強く押し付けて動けなくしたし
あ「っん、ぅ…!」
呼吸が辛くなって、声を出す余裕が無くなるまで
深く、Aが苦手な大人なｷｽ。
押し逃げようと、俺の胸を押してた腕も落ちて
力が無くなったのを確認してから
涼「…っはぁ…。」
舌を抜き、唇をゆっくりと離した。
Aの腹に跨ったまま、目にかかった前髪を指でどかす。
手を離したら逃げるかなって思ったけど、かなりの効き目があったのか全く動こうとしない。
潤んだ瞳と視線が合う。
.
.
.
.
開いた口端を少し擦ると、ﾋﾟｸﾘと身体を動かす。
涼「ちゃんと最後まで聞け…。」
あ「だ、って…嫌だってｯ…。」
涼「嫌だよ、当たりめぇだろ。」
って言ったら、また泣きそうな顔をする。
いや、泣いてんな。
涼「あー、だから違くて…。」
.
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獣と薔薇 - TwitterのDMてお世話になってます！更新頑張ってください！ (2020年3月6日 13時) (
レス) id: b099531090 (このIDを非表示/違反報告)
涼凜 - 占ツク卒業だけはやめてくださいね!くるすけさんの作品が大好きなのでこれからも続けてほしいです！応援しています！頑張ってください！ (2020年2月28日 20時) (レス) id: 7f29f38d32 (このIDを非表示/違反報告)
きゃりぴょん(プロフ) - ストーリーがすごく面白くていつも楽しんで読んでます！！次の展開もすごくたのしみにしてます！ (2020年2月18日 21時) (レス) id: f11248ff85 (このIDを非表示/違反報告)
山田 叶空 toa.Y(プロフ) - 学生の頃から唯一見続けている作品です！ストーリーがとっても面白くて大好きな作品です！いつかは終わりが来てしまう...っていうことは分かっているのですが終わって欲しくないです笑今後の展開も楽しみにしています！ (2020年2月18日 19時) (レス) id: d0b05f1675 (このIDを非表示/違反報告)
♪くるすけ♪(プロフ) - ちーちゃんさん» 作者自身もこんなに長いのに毎回 赤星を頂けることに嬉しく思います…(´；ω；｀ (2020年2月18日 17時) (レス) id: 118209df58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：♪くるすけ♪
| 作成日時：2019年6月3日 9時
