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「こちらでございます。
ﾌﾛﾝﾄへの回線は10番でお繋ぎ出来ますので、いつでもご連絡下さいませ。」
ﾎﾃﾙの部屋に案内されて、おばあ様からの渡し物だと渡された紙袋は下着類だった。
寝巻きはﾎﾃﾙの服があるし、明日の服もわざわざ買ったのだろう。
おばあ様のお金の使い方には、本当に頭を抱えてしまう。
きっとこの下着も服も高級なもの。
至ってｼﾝﾌﾟﾙだけど、生地も裁縫の感じも全然違う。
あ「…なんであんな事言ったんだろう…。」
未だに分からない。
普段の涼介君なら、意地でも私を連れて行くって人なのに。
あんな簡単に、泊まってけばいいじゃんって…。
冷たい…な、って思ってしまった。
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ｼｬﾜｰを終えて、髪も乾かし終えた。
備え付けの大きなﾃﾚﾋﾞを付けて、特に見もしないﾄﾞﾗﾏなんか流して。
…明日 大学かぁ…確かそろそろ文化祭の準備が始まるんだっけ。
文化祭…面倒だな、一般の人達も来るから人目につきたくない。
ｺﾝｺﾝ＿ｺﾝｺﾝ＿＿
あ「…わ。」
ﾍﾞﾗﾝﾀﾞの入口から聞こえたﾉｯｸ音。
ｶｰﾃﾝを閉めてなかったから、見ただけで分かった。
もうﾍﾞﾗﾝﾀﾞからのﾉｯｸ音はそれしかない。
ｶﾞﾗｯ＿＿＿
あ「涼介君だけですか?」
涼「黙って来たからな。」
あ「侑李とかには ばれてそうですけどね…(笑)」
いい部屋だな、って呟きながら普通に部屋に入ってくる涼介君。
ﾍﾞﾗﾝﾀﾞの入口を閉めて振り返ると
1つしかないﾍﾞｯﾄﾞに腰掛けた涼介君が、私を手で招いてた。
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嫌な予感を抱きつつ、涼介君に近寄ると
ｸﾞｲｯ＿＿＿ﾄﾞｻｯｯ＿!
あ「っ…!」
涼「うっわ、なにこの生地。」
ﾎﾃﾙに置いてあったﾊﾞｽﾛｰﾌﾞの生地に感動してるみたい。
興味ありげに、生地を堪能するように触る涼介君。
わざとなのか、たまたまなのか。
あ「ちょっ…/」
ﾊﾞｽﾛｰﾌﾞ越しに いろんな所を触られるのが、くすぐったくてもどかしく感じる。
涼「…したくなった?」
あ「別、に…。」
涼「ふーん。」
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獣と薔薇 - TwitterのDMてお世話になってます！更新頑張ってください！ (2020年3月6日 13時) (
レス) id: b099531090 (このIDを非表示/違反報告)
涼凜 - 占ツク卒業だけはやめてくださいね!くるすけさんの作品が大好きなのでこれからも続けてほしいです！応援しています！頑張ってください！ (2020年2月28日 20時) (レス) id: 7f29f38d32 (このIDを非表示/違反報告)
きゃりぴょん(プロフ) - ストーリーがすごく面白くていつも楽しんで読んでます！！次の展開もすごくたのしみにしてます！ (2020年2月18日 21時) (レス) id: f11248ff85 (このIDを非表示/違反報告)
山田 叶空 toa.Y(プロフ) - 学生の頃から唯一見続けている作品です！ストーリーがとっても面白くて大好きな作品です！いつかは終わりが来てしまう...っていうことは分かっているのですが終わって欲しくないです笑今後の展開も楽しみにしています！ (2020年2月18日 19時) (レス) id: d0b05f1675 (このIDを非表示/違反報告)
♪くるすけ♪(プロフ) - ちーちゃんさん» 作者自身もこんなに長いのに毎回 赤星を頂けることに嬉しく思います…(´；ω；｀ (2020年2月18日 17時) (レス) id: 118209df58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：♪くるすけ♪
| 作成日時：2019年6月3日 9時
