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涼介君達が帰ってから、軽くお風呂に入って
少し横になってたら眠りについてた。
目が覚めたのは丁度 夕方ら辺の時で、出掛ける準備をしてたらｴﾝﾄﾗﾝｽのｲﾝﾀｰﾎﾝが鳴った。
あ「あ…今出ます。」
画面を見ると、黒服のSP感 満載の男の人が立ってた。
でも見た事がある顔だから、おばあ様の付き人なのは間違いない。
待たされるのが嫌いなおばあ様だから、急いで下へと降りた。
ﾏﾝｼｮﾝの前に止まった高級車。
私を見つけると、ﾄﾞｱが開いて奥におばあ様が座っていた。
あ「お待たせしました…。」
祖母「じゃあ行きましょうか。」
私を乗せた車は、おばあ様の言葉で動き出した。
そのまま食事のお店へ向かうのかと思ったら、様々な高級店が立ち並ぶ所に着いた。
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あ「…おばあ様、これは?」
祖母「よく似合ってるわよ、さすが私の孫ね。」
あ「…私には勿体ないです。」
0の数が2つは多いと思うほどの値段をする黒のﾜﾝﾋﾟｰｽ。
それに似合ったﾊﾟﾝﾌﾟｽは、ﾋｰﾙも値段も高い。
更に美容院でﾍｱｾｯﾄとﾒｲｸをされて
仕上げにと付けられたｱｸｾｻﾘｰ達は、身につけてる物の中で1番高い。
たかが食事のためだけに、とは思ったけれど
おばあ様の行きそうな場所は敷居の高い店だから、これぐらいの正装をしなければならないんだ
と、今はまだ思っていた。
おばあ様が考えていた目論見に気付いてさえいれば、涼介君の考えを聞いてさえいれば…良かったのかもしれない。
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祖母「飲み物だけ先に出して下さいます?」
「かしこまりました。」
…貸切、なのだろうか。
私達以外にお客などいない。
都会の夜景が見渡せるほどの高層ﾋﾞﾙの、最上階の高級ｲﾀﾘｱﾝのお店。
さっきはｼｪﾌが腰を低くして挨拶に来るし
いつ呼んでもすぐ来れるように、常に近くに人がいる。…おばあ様のSPも。
一応 作法やﾏﾅｰは身に付けているけれど、ここまでされると緊張する。
あと…
あ「あの…私 向かいに座った方が…。」
祖母「これでいいのよ。」
案内されたのは四人席。
二人席は沢山あるのに、しかもなぜ向かい合って座らないのか疑問でしかなかった。
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山田にーな - すっごく面白くて最初から2回も読みました！ (2020年2月20日 10時) (
レス) id: 0387c71093 (このIDを非表示/違反報告)
�睫撻薀� - 更新まってますぅ！がんばってください (2019年6月15日 18時) (レス) id: b099531090 (このIDを非表示/違反報告)
いのありちね - いつも、読まさせて頂いています。更新してくれるのを、待っています！これからも、頑張ってください。 (2019年6月15日 11時) (レス) id: d9cc8926c2 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - はやくだしてー(^^) (2019年6月13日 22時) (レス) id: 578ed0c715 (このIDを非表示/違反報告)
taeko(プロフ) - いつも読ませて頂きありがとうございます。パスワード教えてください (2019年6月11日 21時) (レス) id: fae9b1e4f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：♪くるすけ♪
| 作成日時：2018年12月4日 20時
