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涼介side
圭「どーやって会話するの?」
涼「前に戻った時 持ってきた。」
光「通信機器ってやつか。」
別に自分で持ってきた訳じゃない。
母さんが「連絡しなさい」って言うから、渋々と持ってきたけど役に立つ時すぐ来たな。
あっち電波悪いから、普通のｽﾏﾎとかじゃ通じないからな。
薮「具合とか大丈夫なのか?」
涼「さぁ…連絡取ってないし。」
連絡とる暇がないってのもあるし、連絡とったらとったで うるさくなりそうだからってのもある。
だけど、なかなか繋がらない。
壁に映像を映すつもりだけど、そもそも繋がらないから ずっと真っ黒。
涼「…寝てんのかもな。」
《＿＿＿もしもし?》
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切ろうとした瞬間に繋がった。
壁にはﾍﾞｯﾄﾞに寝たままの母さんが映し出されて
涼「お久しぶりです。」
涼母《まぁっ! 涼介から連絡くれるなんてっ、ｹﾞﾎｯ…!》
薮「ご無理はなさらないで下さい…!」
画面をよく見てなかったのか、俺の声が聞こえるなり嬉しそうに子供のように飛び上がった。
そのせいで咳き込み始める。
薮ちゃんはもちろん、他の皆も心配そうに声をかけた。
涼「お聞きしたい事があって連絡くれるしたのですが…。」
涼母《その喋り方やめてちょうだい? でないと何も答えませんっ。》
これまた子供のように拗ねた表情で、画面から顔を逸らした。
涼「…分かったよ。」
涼母《ふふっ、どうかしたの?》
涼「…その、母さん。まだ人間の時に妊娠したことある?」
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涼母《人間の時はないけど…。》
涼「そうだよな…。」
涼母《……えっ、なにっ、まさかっ!!》
涼「違う違うっっ!! 俺じゃないから!!」
何かを悟ったように奮い立つ母さん。
また咳き込んだらどうすんだよ。
涼母《…涼介じゃないって、誰と…?》
涼「…そこは、聞かないでおいて。」
ﾁﾗｯと視線を寄せると、例の4人が青ざめた顔で首を振るもんだから。
さすがに内緒にせざるを得なかった。
涼「と、とりあえずさ…人間とvampireとの間に" 妊娠 "なんて有り得ないよな?」
涼母《…まぁ、例として聞いたのは数百年も前だから…今はどうだとかは言えないけれど。》
涼「それだけ分かれば十分。ありがと。」
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山田にーな - すっごく面白くて最初から2回も読みました！ (2020年2月20日 10時) (
レス) id: 0387c71093 (このIDを非表示/違反報告)
�睫撻薀� - 更新まってますぅ！がんばってください (2019年6月15日 18時) (レス) id: b099531090 (このIDを非表示/違反報告)
いのありちね - いつも、読まさせて頂いています。更新してくれるのを、待っています！これからも、頑張ってください。 (2019年6月15日 11時) (レス) id: d9cc8926c2 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - はやくだしてー(^^) (2019年6月13日 22時) (レス) id: 578ed0c715 (このIDを非表示/違反報告)
taeko(プロフ) - いつも読ませて頂きありがとうございます。パスワード教えてください (2019年6月11日 21時) (レス) id: fae9b1e4f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：♪くるすけ♪
| 作成日時：2018年12月4日 20時
