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大貴side
知「伊野ちゃんってばAの前で言うんだから…。」
慧「だからごめんってばー。」
涼「で、結局 誰の破けたんだよ。」
昨日使ったやつが破けたってことを、Aの前で喋ったことを責められてる伊野ちゃん。
まぁ過ぎたことだから仕方ないっしょ。
山田の問いかけに、昨日した4人が顔を見合わせるけど、全員が頭を傾げる。
そりゃ覚えてないよなー、全く破けたことに感じなかったし捨てる時も気付かなかったし。
ｶﾞﾁｬ＿＿
あ「…あの、ﾄﾞﾗｲﾔｰ知りませんか?」
涼「ん。」
あ「…あの。」
髪を濡らしたAが、脱衣場から出てきた。
山田が手に持ってたﾄﾞﾗｲﾔｰを見せる。
Aは渡して欲しいんだろうけど、山田は渡す様子を見せなかった。
涼「乾かすからこっち。」
山田はｿﾌｧｰに座り、足元の床を指差す。
一度ため息をつくけど、素直に足元に座っていた。
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わしゃわしゃとAの髪を乾かす山田を、俺達はひたすら見てるだけ。
手櫛なのにｻﾗｻﾗなAの髪。
髪が乾くのをｼﾞｯと待ってるAが、まだ少しだけ悲しげな顔を見せていた。
まだ頭ん中で、さっきのこと考えてんだろうなあ…。
ｶﾁｯとｽｲｯﾁを切る音がして、ﾍｱｵｲﾙを付けてる時
涼「A。」
あ「なんですか?」
涼「さっき伊野ちゃんが言ったこと忘れろよ?」
いや、直球。
それで忘れられるなら苦労してないよな?
あ「…考えないようにしたいですけど、どうしても不安にはなります…。」
中「女の子はそうだよねぇ…。」
薮「確率としては普通より低いけど…。」
たぶんAは人より不安を感じやすい。
山田の母さんを見てる上に、今までの例を聞いてきたせいもあるけど。
あ「…でも忘れます。」
中「ほんと?」
あ「来月 月のが来なかったら…病院行けばいい話ですから。」
さっきまでの表情を隠すように微笑んで、Aはﾘﾋﾞﾝｸﾞから出ていった。
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涼「…はぁ。」
光「相当 引きずるな。」
涼「妊娠のこととか母さんに聞いてみるか…。」
薮「その方がAも安心するかもな。」
俺らは猛省しなきゃだな…。
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山田にーな - すっごく面白くて最初から2回も読みました！ (2020年2月20日 10時) (
レス) id: 0387c71093 (このIDを非表示/違反報告)
�睫撻薀� - 更新まってますぅ！がんばってください (2019年6月15日 18時) (レス) id: b099531090 (このIDを非表示/違反報告)
いのありちね - いつも、読まさせて頂いています。更新してくれるのを、待っています！これからも、頑張ってください。 (2019年6月15日 11時) (レス) id: d9cc8926c2 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - はやくだしてー(^^) (2019年6月13日 22時) (レス) id: 578ed0c715 (このIDを非表示/違反報告)
taeko(プロフ) - いつも読ませて頂きありがとうございます。パスワード教えてください (2019年6月11日 21時) (レス) id: fae9b1e4f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：♪くるすけ♪
| 作成日時：2018年12月4日 20時
