951 ページ9
椿「でもね。」
グイッと涙を拭って、椿ちゃんはパッと顔を上げる。
その顔は、さっきまでの悲しそうな顔には見えず、凄く清々しそうな表情だった。
椿「Aと山田君を見て…そんな気持ちが少なくなったの。」
あ「私と、涼介君で…?」
椿「うん。でも…しばらくは彼氏いらないけどね(笑)」
そんな椿ちゃんを見て、美姫ちゃんは、ふぅんと言う。
心配してるけど、元気そうなのを見て安心したみたい。
.
.
.
.
.
「あ、あの…お客様…。」
あ「あ…すみませんっ。床汚してしまって…。」
「いえ、大丈夫ですが…。」
店員さんが心配そうに、恐る恐る声をかけてきた。
怒りに任せてした行動が、お店にはかなり迷惑をかけてしまってた。
持ってきてくれた布巾を借りて、床やテーブルなどを拭いて、お店にいたお客さんに謝る。
あ「すみませんでした…ご迷惑おかけして。」
「大丈夫ですよ。」
「お姉さん、凄くかっこよかったですよ!」
あ「え…。」
「うんうん、ココアかけるとか凄すぎる(笑)」
あ「あ、ありがとうございます…?(笑)」
.
.
.
.
.
.
.
.
美姫「それにしても、A強くなったね〜。」
あ「どゆこと?(笑)」
椿「あんなチャラ男に…よく反論出来るようになったね。
ありがとね、A。」
あ「ううん。」
そのあとは、ひたすら私と涼介君の経過を聞かれ続けた。
里帰りのことは話せなかったけど、今は涼介君達の家に住んでるとは言った。
だって涼介君達の実家、vampire界だし…(笑)
あ「あ…着いちゃった。」
美姫「また遊ぼーね♡」
椿「また今度ね。」
美姫ちゃん達に手を振って、玄関に向かった時だった。
ガチャ
.
.
.
あ「あ。」
知「ん?
Aっ!おかえりぃっ!♡」
買い物に行く所だったのか、財布を片手にドアから出てきた侑李。
私を見つけて、語尾に♡を付けながらギュッと抱き着いてきた。
あ「た、ただいま…侑李っ…。」
美姫「知念君も相変わらずね…。」
知「あ、久しぶりだね。」
椿「あ、ちょっと話あるんだけど。いい?」
知「?いいけど。」
あ「…?」
.
.
4122人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
伊野尾駿氷 0509 622 - 最近来てなかった…それでも覚えてる…? (2017年7月16日 17時) (レス) id: a8ea1a6af0 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾駿氷 0509 622 - くるすけーごめんね! (2017年7月16日 17時) (レス) id: a8ea1a6af0 (このIDを非表示/違反報告)
山田みなみ(プロフ) - ずっと待ってました!めっちゃ楽しみです! (2017年7月7日 12時) (レス) id: b254f916c5 (このIDを非表示/違反報告)
ちみみみみ - ♪くるすけ♪さん» 楽しみに待ってます! (2017年7月7日 5時) (レス) id: 8cd35d16b3 (このIDを非表示/違反報告)
♪くるすけ♪(プロフ) - ちみみみみさん» もうしばらくお待ち下さい!! (2017年7月5日 21時) (レス) id: 118209df58 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:♪くるすけ♪ | 作成日時:2017年5月21日 19時