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あ「…どうしましたか?」

涼《…ん、ちょ__とな。》









電波ひどい…聞こえにくいな。









電波を求めて、部屋中を歩き回ったり、窓の近くに行ってみたり。

やっぱり窓の近くが一番聞こえやすくて、月明かりが差し込む窓に腰掛けた。









あ「…お仕事は終わったんですか?」

涼《ん…まぁ。》

あ「…。」

涼《…。》









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会話が続かない…、けど涼介君からかけてきたんだから、なにか話があってかけてきたんじゃないの?









あ「…あの、用件…は?」

涼《…部屋来てくんね?》

あ「はいっ?」









思わず抜けた声が出てしまった。

だって今まで真剣そうな声をしてたのに、突然 部屋に誘うから…。

真面目な話されるかと思ったら…ソレ目的だったの?









涼《…部屋来て。》

あ「…どうして、ですか…?」

涼《話がある…から。》

あ「…前もって言っておきますけど…、今日は出来ないですからね…。」









涼介君の場合、そんな気じゃなかったとしても

そんな感じになりかねないから。









だから言ったつもりだったのに、電話の奥で涼介君は咳き込んだ。

飲み物でも飲んでる時だったかな?









涼《っ…ちげぇよ!!いいから早く来い!!分かったな!?》

あ「っ…!」









耳元で軽く叫んで、涼介君はブツッと通話を切った。

…なんだったの。









結局 用件も分からないままだ。

けど…行かないわけにもいかないし、どんな理由であっても…ただ、









涼介君に会いたかった。









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カツン__カツン__…









踊りの服のままだったから、用意されていたネグリジェに着替えてから部屋を出た。




夜は少し蒸し暑いから、少し恥ずかしいけど…キャミソールの膝丈ネグリジェは涼しい。

レース素材だし、廊下を歩く度に少し冷たい風が体を冷やす。








…涼介君の部屋、どこだっけ。









廊下の壁に、3mぐらいごとに掛けられたランプは

薄暗くて、あまり役目を果たしてない。









見えにくいし、やっと数m先が見えるくらい、

ほんとに目線を真っ直ぐ前に向けても、真っ暗な闇が広がっていた。








あ「…辿り着けるかな…(汗)」






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伊野尾駿氷 0509 622 - 最近来てなかった…それでも覚えてる…? (2017年7月16日 17時) (レス) id: a8ea1a6af0 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾駿氷 0509 622 - くるすけーごめんね! (2017年7月16日 17時) (レス) id: a8ea1a6af0 (このIDを非表示/違反報告)
山田みなみ(プロフ) - ずっと待ってました!めっちゃ楽しみです! (2017年7月7日 12時) (レス) id: b254f916c5 (このIDを非表示/違反報告)
ちみみみみ - ♪くるすけ♪さん» 楽しみに待ってます! (2017年7月7日 5時) (レス) id: 8cd35d16b3 (このIDを非表示/違反報告)
♪くるすけ♪(プロフ) - ちみみみみさん» もうしばらくお待ち下さい!! (2017年7月5日 21時) (レス) id: 118209df58 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:♪くるすけ♪ | 作成日時:2017年5月21日 19時

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