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カツン__
あ「っ、と…ここでターン…わっ!!」
自分でもほんと呆れるよ…、
ここまで踊り下手だなんて。
よくこんなんで夜会に、舞踏会に出ますなんて言えたもんだよ。
だけど…今更やめたいなんて言えない。
あ「…よし、頑張ろ。」
ガチャ___キィ…
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グキッ___!!
あ「っ〜…!!?」
最悪…っ、こんなタイミングで足なんて挫く?
…どんだけ運ないのよ…(笑)
あ「あぁ…もう、最悪…。」
カツン___
「かぁわいいぃぃっっ!!♡♡」
あ「きゃぁあああっっ!!!??」
突然、後ろからガバァッと抱き着かれる。
大ちゃん達とかの男の人の声ではなく、女の人の声だったからそれにも驚いた。
あ「っな、なになになにっ…!!?」
「んん〜、可愛いっ!!♡」
あ「っ、どちら様ですかっ…!?」
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女の人だったから、簡単に腕を振りほどくことが出来た。
数歩離れてから、顔を確認するために振り返ると
あ「え…っ…。」
「ふふ、初めまして♡」
私の目の前に映る人は、見るからにかなりの美人さん。
けど…なんだかどこかで見たことのある顔な気がする。
しかも…格好が、お姫様みたいなドレス…なんだけど、まさかね。
あ「あ、の…。」
「あ。私、山田 千尋と申します。」
あ「山…山田…って…!」
上品にクスクスと笑う女性、
山田って…涼介君の苗字と同じ、
もしも涼介君のお姉さんだとしたら…
涼介君=殿下
涼介君のお姉さん=殿下の姉=お…姫様…。
あ「っ、申し訳ございません…!!!」
千尋「わわっ、どうしたの?」
あ「私っ…お姫様の手をはたくなんて事を…!」
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千尋「あー、気にしないで(笑)
私、姫扱いとか苦手だから(笑)」
あ「でも…。」
千尋「そんなことよりっ!!」
離していた距離がグンッと近くなり、私の頬が
涼介君のお姉さんの手によって包まれた。
涼介君に似てる瞳に、ジッと見つめられて。
千尋「やっぱり可愛い〜…♡
涼介のくせに、こんな可愛い子 彼女にするなんて。」
性格も似てる気が…する。
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伊野尾駿氷 0509 622 - 最近来てなかった…それでも覚えてる…? (2017年7月16日 17時) (レス) id: a8ea1a6af0 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾駿氷 0509 622 - くるすけーごめんね! (2017年7月16日 17時) (レス) id: a8ea1a6af0 (このIDを非表示/違反報告)
山田みなみ(プロフ) - ずっと待ってました!めっちゃ楽しみです! (2017年7月7日 12時) (レス) id: b254f916c5 (このIDを非表示/違反報告)
ちみみみみ - ♪くるすけ♪さん» 楽しみに待ってます! (2017年7月7日 5時) (レス) id: 8cd35d16b3 (このIDを非表示/違反報告)
♪くるすけ♪(プロフ) - ちみみみみさん» もうしばらくお待ち下さい!! (2017年7月5日 21時) (レス) id: 118209df58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:♪くるすけ♪ | 作成日時:2017年5月21日 19時