9人のドS〇〇達…【20】 (ページ32)

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あ「涼介君…?」

涼「Aが我慢出来ても…俺が出来ねぇっての。」

あ「…私だって、必死に我慢してます。」

本当は、側にいて欲しい。

涼介君に守っていてもらいたいけど…そんなの許されることじゃないって分かってるから。

涼「…それ、行為も含まれてんの?」

あ「っへ!!? //」

涼「健全な男と女じゃ、我慢の限界がちげぇだろ。」

あーあ、女はいいよなー

って、私のことを見もせずにﾌﾞﾂﾌﾞﾂと呟く。

私だって…したいって思う時はあるよ。

けどそんな恥ずかしいこと言えないし。

けど…今だけは違う。

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ｷﾞｯ…

涼「ん…?っ…!」

自分の手で目元を隠してるから、涼介君からは見えない状態なのを利用して

涼介君の顔の横に手を付く。

ﾍﾞｯﾄﾞの軋む音に気付いて、手をどかそうとしたから

その手を押さえ、小さく開いた唇に、自分の唇を重ねた。

ﾁｭ…ｯと、小さくﾘｯﾌﾟ音が響いて離れた唇。

そっと掴んでいた手を離すと、今度は私の腕が掴まれて、大きなﾍﾞｯﾄﾞの上に押し倒された。

ｸﾞｲｯ＿＿＿ﾄﾞｻｯ!!

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あ「っ…(汗)」

涼「へぇー…Aも積極的になる時あるんだ…。」

あ「す、すみません…つい…。」

私を組み敷くと、涼介君はいつも嬉しそうに笑う。

その顔は微笑みと言うより、にやけとか変態的な笑みだ。

私がちょっと腕に力を入れると、用心深く腕を掴む力を強くしてくる。

ちょっと脚を動かすと、逃げないようにか足と足の間に膝を入れたり、足を絡めたりしてくる。

あー…変なｽｲｯﾁを入れてしまったかもしれない。

涼「なに、欲求不満だった?」

あ「別に…そんなわけじゃなくて…。」

涼「…ほんとのこと言わないとｼてやんねぇよ?」

別に…ｼて欲しくてｷｽしたんじゃ…ない、と思うし…。

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涼「俺はする気満々だったのに。

…いいよ、何日会えるか分かんねぇけど、Aがｼたくないならｼない。
ｷｽとかも、ぜーんぶ、しばらくはおあずけだからな。」

あ「っ…。」

その言い方は…ずる過ぎるっ…。

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