9人のドS〇〇達…【20】 (ページ3)

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牙が入っていく音、血が溢れ出る音が耳に入る。

溢れ出る血を吸うために、唇が首筋に触れる。

ﾁﾞｭｩ…っと血を吸う音が耳に響いてきた。

あ「ｯん…、いった…!」

高「…我慢しろ。」

牙がかなり深くくい込んで、逃げようと体をよじると、高木君の腕が巻き付いてそれを許さなかった。

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あ「っ…ん…ｯは、…!」

高「…なんか感度良くねぇか?」

あ「っん…そんなっ、ことな…っえ…!?」

いきなり、突然だった。

体の奥から少しずつ熱くなってきて、顔もだんだん熱くなっていく。

体がﾌﾞﾙｯと震えて、少しずつｸﾗｸﾗとしてきた。

あ「っ…や…なにこれっ…/」

高「…あ。酒回ったんじゃね?」

あ「お、酒…っ。」

ｸﾗｸﾗとするこの感じ、体が熱くて、少し具合が悪くなっていく。

確かに…この感じ、覚えがある。

さっき高木君が飲んでたﾜｲﾝ…が、血を吸う時に…穴から体に入っていったってこと…?

あ「っ…ぁ、つい…/」

高「＿＿＿脱いでもいいけど?」

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ﾍﾞｯﾄﾞにﾄﾞｻｯ、と押し倒され、高木君が覆い被さってくる。

高木君が動く度に、ｷｼ、とﾍﾞｯﾄﾞの軋む音がした。

あ「っ…脱ぎ、ません…/」

高「でも暑いんだろ…?脱げば涼しいけど…?」

私のTｼｬﾂをつまんで、上に引っ張ってﾊﾟｯと離す。

元の位置に戻っていくTｼｬﾂが、体に涼しい空気を送ってきた。

ﾋﾔｯと感じる空気に、肌が涼しくなる。

それが気持ち良くて…涼しさを求めて、私はTｼｬﾂに手をかけた。

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あ「…ん…。」

大「あ、起きた…?」

あ「大ちゃん…?どうしてここに…。」

大「ここ俺の部屋だから。」

ぼんやりと見える景色は、確かに大ちゃんの部屋だった。

それより…大ちゃんはどうして服を着てないんでしょう。

ゆっくりと起き上がって、自分が服を着ていることを確認した。

まだﾎﾞｰｯとしてる頭を抱えて、大ちゃんの方を向いた。

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