9人のドS〇〇達…【20】 (ページ18)

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涼「は?いない?」

「はい。ただいま他国へ出ておりまして…。」

「ご予定は3日の予定ですので、もうそろそろ戻られると思います。」

涼「人を呼び出しといて…。」

国王陛下に挨拶に来たのですが、どうやら今は不在のようです。

ﾌﾞﾂﾌﾞﾂと文句を言う涼介君だけど、国王陛下を前にしたら頭が上がらないのは知ってる。

どれだけ凄いのかって分かるよね。

涼「…俺は姉ちゃん達の所に行ってくるから。

Aはﾒｲﾄﾞに部屋を案内してもらえ。」

あ「はい。」

涼介君が立ち去った後、私と侑李達は今日から泊まる部屋に案内された。

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知「じゃ、A。何かあったら呼んでね。」

あ「うん。心配しないで。」

知「それは無理かなぁ(笑)」

私が先に部屋案内されて、私の部屋の隣は侑李がいる。

向かいに大ちゃん、その隣に薮君。

まぁ、客室だから全員集合してるような状態だけどね。

だからなにかあっても、誰かをすぐに呼べる状態。

ちなみに、私の部屋はと言うと…

あ「すっごい薔薇の香りがする…。」

白いﾚｰｽの天蓋(てんがい)付きの大きなﾍﾞｯﾄﾞ。

余裕で4人くらいは寝れそうなほど大きいんです。

部屋の広さは、何畳かって数えれないほど広いし。

黒革のｿﾌｧｰにﾌﾜｯﾌﾜのｸｯｼｮﾝ。

大きな窓の外に広がる森林。

部屋中には沢山の種類の薔薇が飾られていた。

真紅、ﾋﾟﾝｸ、白、黄色、ｵﾚﾝｼﾞ、紫、青などの薔薇が
数え切れないほどあった。

あ「なんか体に匂いが染み付きそう…(笑)」

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ｺﾝｺﾝ＿＿＿

あ「はい。」

軽いﾉｯｸ音が聞こえ、中に入ってきたのは、複数のﾒｲﾄﾞさんだった。

1人は薄ﾋﾟﾝｸ色のｼﾌｫﾝﾄﾞﾚｽ
1人はﾄﾞﾚｽに合ったﾋｰﾙのﾊﾟﾝﾌﾟｽ
1人は髪やﾒｲｸをするための道具

なんか嫌な予感…。

「「「失礼致します。」」」

あ「え…え…えぇぇぇええっ!!!?」

＿＿＿20分ほどかけて、私はﾒｲﾄﾞさん達のされるがままにされてしまいました。

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