検索窓
今日:18 hit、昨日:27 hit、合計:1,112,783 hit

959 ページ17

「殿下、無事のご帰還、誠に___」

涼「あー、堅苦しい挨拶はいらない。」

「承知致しました。」









5人ほどの使いの人が、涼介君の前に膝をつく。

なにやら長くなりそうな挨拶をさせずに、涼介君は









涼「悪いな、わざわざ迎えに来させて。」

「いえ、殿下のためなら。」

涼「堅苦しいなぁ…(笑)」









使いの人達は、私達の荷物まで持ってくれて
そのまま また草むらの中を進んでいった。









.









.









.









.









.









.









.









.









.









.









.









.









.
ガサッ___









「殿下、到着致しました。」

あ「……凄い。」









真っ白な壁に、真っ白で立派な城。

首が真上に向くくらい大きくて、目を疑うくらい細かな作りで出来ていた。









こんな周りは森だらけなのに、ここまで大きな城が
どうして森の中から見えなかったんだって思う。

大きな門が、音を立てながら少しずつ開いていく。









完全に開ききってから、使いの人は門番の人達に何かを見せてから入っていく。









あ「あの見せたの…何ですか?」

中「あぁ、入るための身分証みたいなものだよ。」

あ「へぇ…。」









.









.









.









.









.









.









.









.









.
城の中に入ると、さらに驚いた。









全ての壁や地面は大理石、大きなシャンデリアに、高そうな絵画など。

メイドさんや執事、兵の数なんて数え切れないくらい。









こんな所…初めて見たし、初めて入った。








物珍しさにキョロキョロとしてると、グイッと手を引かれた。









あ「わっ!」

涼「迷子になるから、ちゃんと着いてこい。」

あ「は、はい…。」









お城の位とか、なにも知らないけど…周りのざわつき加減から見て、私 すごいことされてるよね?

殿下って、国王の息子でしょ?
かなり位の高いお方が、平民の私になにしてるんだって話だよね。









だけど、この手を振り払うことなんて出来ないから…ジッと耐えて、その握られた手を握り返した。









.



.

960→←958



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (521 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4122人がお気に入り
設定タグ:山田涼介 , Hey!Say!JUMP , vampire
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

伊野尾駿氷 0509 622 - 最近来てなかった…それでも覚えてる…? (2017年7月16日 17時) (レス) id: a8ea1a6af0 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾駿氷 0509 622 - くるすけーごめんね! (2017年7月16日 17時) (レス) id: a8ea1a6af0 (このIDを非表示/違反報告)
山田みなみ(プロフ) - ずっと待ってました!めっちゃ楽しみです! (2017年7月7日 12時) (レス) id: b254f916c5 (このIDを非表示/違反報告)
ちみみみみ - ♪くるすけ♪さん» 楽しみに待ってます! (2017年7月7日 5時) (レス) id: 8cd35d16b3 (このIDを非表示/違反報告)
♪くるすけ♪(プロフ) - ちみみみみさん» もうしばらくお待ち下さい!! (2017年7月5日 21時) (レス) id: 118209df58 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:♪くるすけ♪ | 作成日時:2017年5月21日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。