956 ページ14
ザッ…ザッ…
大「山田ぁー、あとどれくらいー?」
涼「…あと10分くらいだな。」
大「うえぇー、つらー。」
さっきから景色の変わらない森の中。
緑の木々と草、上を見ても木で覆い尽くされてる。
光「A、大丈夫か?」
あ「あ…大丈夫です。」
さっきから私を気にしてくれる光君。
他の皆も気にかけてくれるけど、光君は特に。
少し歩くだけでチラッと私を見て、また歩き出す。
.
.
.
.
.
.
.
薮「少し休憩するか…荷物重い。」
涼「そうだな…迎えも呼んだから、少し歩けば会えるだろうし。」
少しだけ休憩をすることになり、近くの大きな石に座ったり、草の上に座ったり。
薮君達は荷物持ったりして大変だからね…。
だけど私はそれほど疲れてなかったから、周りにある草とか植物を見てた。
あ「すご…見たことない植物ばかり。」
花も咲いてて、色味的にも形状的にも見たことがないものばかりだった。
見た目として気持ち悪いものもあるけど、凄く目を引くような綺麗な花もあった。
そんな中で私が一番、食いついたのは…
.
.
.
.
.
.
あ「きれ、い…。」
人間界で言うと、薔薇のようなもの。
まるで鮮血のように、真っ赤な花びら
人間界では小さなギザギザがある葉っぱが、この世界では丸みを帯びてる
だけどその代わりに、茎は
フワッと鼻をくすぐる甘い香りに誘われ、その花に触れようと手を伸ばす。
知「そうだ、A_____…ッ触るなっっ…!!!」
あ「え…___?」
チョン、と触れた指先。
侑李の願いは虚しく、私はその花に指先を触れさせてしまった。
ビュルルッ___!!
あ「きゃあっ!!?」
涼「この馬鹿っ…!!」
.
.
.
.
.
あ「やっ、いったぃ…!!」
知「Aっ!!」
長い
首、腕、脚、背中、胸、腰
全身を張り巡らすように、巻き付いてきた。
そして、細く尖っていた棘が、容赦なく肌に突き刺さった。
.
.
4122人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
伊野尾駿氷 0509 622 - 最近来てなかった…それでも覚えてる…? (2017年7月16日 17時) (レス) id: a8ea1a6af0 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾駿氷 0509 622 - くるすけーごめんね! (2017年7月16日 17時) (レス) id: a8ea1a6af0 (このIDを非表示/違反報告)
山田みなみ(プロフ) - ずっと待ってました!めっちゃ楽しみです! (2017年7月7日 12時) (レス) id: b254f916c5 (このIDを非表示/違反報告)
ちみみみみ - ♪くるすけ♪さん» 楽しみに待ってます! (2017年7月7日 5時) (レス) id: 8cd35d16b3 (このIDを非表示/違反報告)
♪くるすけ♪(プロフ) - ちみみみみさん» もうしばらくお待ち下さい!! (2017年7月5日 21時) (レス) id: 118209df58 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:♪くるすけ♪ | 作成日時:2017年5月21日 19時