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高「…余計なこと言わなくていいんだよ。」
大「あっ、図星〜っ!」
高「はぁ…うっぜぇ…、あとで部屋来いよ。」
あ「はっ、はいっ…。」
大ちゃんの言葉に、高木君は少しウザそうな顔を見せた。
機嫌を悪くしたのかリビングを出て行く。
その前に私を睨みつけてきたから、少しだけ怖くなってしまった…。
私なにもしてないのに…あんなに睨まなくてもっ…!
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涼「A。」
あ「はい?」
涼「怖いんなら…ついてくけど?」
あ「え…。」
そんなに怯えてた顔してたかな…。
確かに高木君は怖いと思うけど…初めて会った時と比べたら、かなり平気になったし…。
今では、たかが血吸うこと、って思うようになっちゃって…。
あ「平気です、けど…。」
圭「けど?」
あ「高木君…最近 血吸ったの、いつかなって…。」
慣れてきてしまったぶん、どれだけ血を吸ってないとか、気にしてしまうようになってきた。
なんか嫌だな…これもこれで。
光「んー…2週間くらいじゃないかな。」
中「え、でもそれ位なんだね。」
大「俺も吸ってないー。」
あ「じゃあ、また今度…。」
さすがに今日2人はきついし…ね。
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あ「高木君…入りますよ?」
高木君の部屋のドアをノックして、返事を聞かずに中に入る。
だって高木君、絶対返事しないんだもん。
返事を待ってたら何時間経つか分からないし。
ガチャ…
高「…来たか。」
あ「…お酒、飲んでるんですか?」
高「別にいいだろ。」
窓際に座っていた高木君の手には、赤い液体の入ったグラスが持たれていた。
きっと赤ワインだと思う。
別にいいけど…血吸う時、距離近くなるからお酒臭いとやだなぁ…。
お酒苦手だし…、なにより嫌な思い出しかないし…(汗)
高「ベッド座れ。」
あ「…はい…。」
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高木君に言われて、ベッドの端に座ると、高木君はグラスを置いて私の背後にきた。
スル、と肩から服の中に手を入れて、首筋が出るようにずらされて
首筋に生暖かい息が当たった。
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伊野尾駿氷 0509 622 - 最近来てなかった…それでも覚えてる…? (2017年7月16日 17時) (レス) id: a8ea1a6af0 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾駿氷 0509 622 - くるすけーごめんね! (2017年7月16日 17時) (レス) id: a8ea1a6af0 (このIDを非表示/違反報告)
山田みなみ(プロフ) - ずっと待ってました!めっちゃ楽しみです! (2017年7月7日 12時) (レス) id: b254f916c5 (このIDを非表示/違反報告)
ちみみみみ - ♪くるすけ♪さん» 楽しみに待ってます! (2017年7月7日 5時) (レス) id: 8cd35d16b3 (このIDを非表示/違反報告)
♪くるすけ♪(プロフ) - ちみみみみさん» もうしばらくお待ち下さい!! (2017年7月5日 21時) (レス) id: 118209df58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:♪くるすけ♪ | 作成日時:2017年5月21日 19時