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あ「グスッ…、っ…ね、ぇ侑李…っ!お願い…早く蝉のこと助けて…っ!!」

知「ちょっと待って…っ、裕翔も手伝って!」

中「分かった!」









早く助けて…呼吸も荒くなって、だんだん薄くなり始めてるの…。

今まで見せたことがないくらい、蝉が苦しんでるの…。









あ「侑李…っ、早く…!」

知「っ…誰かAのこと落ち着かせて!!」

涼「A落ち着けっ…!!」

あ「早く…っ、早く…!」









泣きわめく私を、後ろから涼介君が捕まえてくる。

だけど それくらいで涙が止まるなら苦労はしない。









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あ「っ…ぅ…。」

涼「A…知念と裕翔に任せとけ。な?」

大「A泣くと俺まで悲しくなっちゃうよ〜…?」









侑李と裕翔君は蝉の治療に専念して、高木君は腕を組みながら それを見て

他の皆は ずっと私を慰めてくる。









慧「A、笑わないとチューしちゃうよ?」

涼「笑えねぇ冗談やめてくれる?」

光「伊野尾、お前あっち行ってろ。」









不機嫌な顔になった慧君は、ちょっと私から離れて行った。

他の皆は、ひたすら私の頭を撫でたり優しく言葉をかけたり…。





逆に涙が出ちゃうよ…。









知「終わっ…た…。」

中「俺らが力使い過ぎて死にそ…。」









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蝉「嘘…だろ…。」

あ「っ…蝉ッ…!!」

蝉「なっ…!?」







傷が無くなって、普通なら死んでるはずなのに
まだ生きてる、しかも傷が消えてるってことに

不思議そうな顔で両手とかを見る蝉。




そんな蝉に駆け寄って、思わず抱き着いてしまった。








蝉「なっ…っ、おい…!」

あ「良かっ…た…ッ、良かったぁ…っ。」

蝉「っ…、___たく…泣き虫だな…。」









意外にも、振り払うことなく蝉は、泣きじゃくる私の頭を優しく撫でてくれた。

珍しい…こんなに優しいなんて…。









あ「ごめん…っ、ごめん…なさいっ…。」

蝉「なんでお前が謝んだよ…。」









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ため息混じりに言われた言葉は、本当に涼介君そっくりで…少し体がゾクリとした。







あ「私のせいだから…。」

蝉「…俺が巻き込んだんだよ。

元はと言えば お前のこと誘拐してなければ、こんなこと無かっただろ…。」






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ノン - 蝉、さいこ〜!!別れの時とかマジで感動しますわ( ;∀;)やばいです! (2018年3月21日 23時) (レス) id: 6cb2e50d9f (このIDを非表示/違反報告)
音榮(プロフ) - ページ3に性/・行・為の描写があります。フラグを立てた方がよろしいかと。 (2018年1月31日 22時) (レス) id: b73e50a267 (このIDを非表示/違反報告)
kou - すみません、間違えました。 (2017年10月23日 13時) (レス) id: 6fef2e555d (このIDを非表示/違反報告)
kou - ツイッターってやってますか? (2017年10月23日 13時) (レス) id: 6fef2e555d (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - あ、そのまんまだったんですね!!ありがとうございます! (2017年6月4日 21時) (レス) id: 26cab9163e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:♪くるすけ♪ | 作成日時:2017年4月4日 21時

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