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涼介side









ヒュッ___ビシャッッ!









蝉「チッ…レインコートの意味がねぇ。」

涼「恐ろしい…。」









警備として付いていた男達を、今のところ20人は倒してる。

ナイフ2本で、しかも1人で。





最初から着てたレインコートも真っ赤に染まり、結局は脱いでしまってる。

黄色の服もどんどん赤黒く染まっていった。









…やべぇな、俺達でも勝てないわけだわ。









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♪〜♪









今のスマホでは聞かないような古い着信音。

蝉はガラケーを取り出して、パカッと開き画面を見た。









蝉「…!!」

涼「どうした。」

蝉「…これ、あいつだろ?」









画面を見せられて、血の気が引く感じがしたのと同時に

怒りがふつふつと湧き出てきた。







動きを封じられたAが、ぐったりとしている写真。

しかも水でもかけられたのか、髪も肌も服もびしょ濡れだ。







ふざけんなよ…。









蝉「おい。俺のケータイ壊れる。」

涼「あ…わり。」









いつの間にか蝉のケータイを握り潰そうとしてた。

我に返って手を離すと、蝉はケータイをしまってナイフを握り直す。









蝉「ぜってぇ ぶち殺す…。」









その殺意の宿った目に、怒りのこもった横顔に
背筋が凍りそうなほど寒気がした。









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中「ほんとにここで合ってんのか…?」

蝉「だったらてめぇ他のとこ行けば。」

光「でも人の気配がなくなった…。」








足を進めるにつれ、なぜか警備の奴らも少なくなっていく。

きっと入口のところで、ほとんど止められると思ってたんだろう。









蝉「…。」

大「ここか。」






全員が感じたはず、人の気配が急激に増えた扉の奥に。


ピリッとした空気が、俺達の中に流れ始めた。









かなり力を入れないと開かなそうな扉は、圭人と雄也が開ける役目。





開けたと同時に圭人と雄也、そして蝉と他の奴らは相手を殺す役目。

俺と大ちゃんはAを探して助ける役目。









分担して進めていくことになって。

雄也と圭人が扉を開けた。









ギィィーーッ…!







蝉「お前ら…死ぬなよ。」

涼「はっ…当然。」






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ノン - 蝉、さいこ〜!!別れの時とかマジで感動しますわ( ;∀;)やばいです! (2018年3月21日 23時) (レス) id: 6cb2e50d9f (このIDを非表示/違反報告)
音榮(プロフ) - ページ3に性/・行・為の描写があります。フラグを立てた方がよろしいかと。 (2018年1月31日 22時) (レス) id: b73e50a267 (このIDを非表示/違反報告)
kou - すみません、間違えました。 (2017年10月23日 13時) (レス) id: 6fef2e555d (このIDを非表示/違反報告)
kou - ツイッターってやってますか? (2017年10月23日 13時) (レス) id: 6fef2e555d (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - あ、そのまんまだったんですね!!ありがとうございます! (2017年6月4日 21時) (レス) id: 26cab9163e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:♪くるすけ♪ | 作成日時:2017年4月4日 21時

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