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ﾀﾞﾝﾀﾞﾝﾀﾞﾝﾀﾞﾝｯ!!
本当に?
部屋間違えてるとかじゃないの?
だんだん不安になってきて、部屋を歩き回って隠れる場所を探した。
だけど、こんな狭い部屋にそんなのあるわけない。
結局はﾍﾞｯﾄﾞに戻ってきてしまうんだ。
あ「っ、わ!」
ﾄﾞｻｯ、と畳んであった洗濯物に躓いて転ぶ。
中に人がいるのがばれて、ﾄﾞｱを叩く音は更に大きくなった。
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だんだんﾄﾞｱにﾋﾋﾞが入るような音に、体が震え始めて
転んだ拍子に散らばった、蝉の黄色い服を握りしめた。
ｷﾞｭｩｯ…
あ「っ…蝉…、たすけて…ｯ。」
ﾊﾞｷｨｯｯ＿＿＿!!!
ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀｯ＿＿＿
「蝉のやつ、いませんぜ。」
「どっかに隠れてるはずだ。探せ。」
ﾄﾞｱが荒々しく壊れる音。
明らかに口調の荒い男達が、靴も脱がずに入ってきた音。
どんどん近付いてくる足音と声に、目の奥が熱くなって震えが止まらなくなった。
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ついにここまで入ってきた男達。
最初に入ってきた男と、目がﾊﾟｯﾁﾘと合ってしまった。
「…女がいる。」
「お前…蝉の女か?」
声が出なくて、顔を横にﾌﾙﾌﾙと振った。
嘘ではないし、もしここで顔を縦に振ったらどうなるかわからない。
「…蝉はどこに行った?」
そんなの分からない。
いつも仕事行くとしか聞かないし、今日だって場所なんて聞いてないもの。
その質問にも首を横に振った。
「蝉はいないみたいです。この女も何も知らねぇみたいっす。」
「…
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男達は少し考え込むと、蝉を探しに行こうとしたのか戻っていこうとした
…けど。
「その女も連れて行け。ここにいたって事は蝉と住んでたんだろ。
連れて行けば餌になる。」
「あいよ。」
あ「えっ!?」
2人の男が、ｽﾞｶｽﾞｶと私の目の前までやってくると
両ｻｲﾄﾞから同時に私の腕を掴んだ。
必死に抵抗したけど、そのまま連れて行かれて黒塗りの車に強引に乗せられてしまった。
.
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ノン - 蝉、さいこ〜！！別れの時とかマジで感動しますわ( ；∀；)やばいです！ (2018年3月21日 23時) (
レス) id: 6cb2e50d9f (このIDを非表示/違反報告)
音榮(プロフ) - ページ３に性/・行・為の描写があります。フラグを立てた方がよろしいかと。 (2018年1月31日 22時) (レス) id: b73e50a267 (このIDを非表示/違反報告)
kou - すみません、間違えました。 (2017年10月23日 13時) (レス) id: 6fef2e555d (このIDを非表示/違反報告)
kou - ツイッターってやってますか？ (2017年10月23日 13時) (レス) id: 6fef2e555d (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - あ、そのまんまだったんですね！！ありがとうございます！ (2017年6月4日 21時) (レス) id: 26cab9163e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：♪くるすけ♪
| 作成日時：2017年4月4日 21時
