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ｻﾞﾘ…
あ「っ…どうしよ。」
絶対人がいないと思ってたのに…ﾀﾊﾞｺ吸いまくりの、酒飲みまくりの
見た目がかなりやばい男達が、完全に出口付近に固まっていた。
なんであんな所で飲んでるのよ!!
行儀が悪い!!
走って突っ込んでいけば…、絶対捕まるよね。
.
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「お前…どこの女だ。」
あ「っ…!!?」
後ろから聞こえた低い声に反応して、後ろを振り向くと
お酒の瓶を持ったｶﾞﾗの悪そうな男がいた。
「…おーい。ここに女いるぞー!」
あ「っや…!!」
ｶﾞｼｯと腕を掴まれて、連れて行かれそうになった。
足に力を入れて踏ん張るけど、体はｽﾞﾙｽﾞﾙと持っていかれる。
あ「っ…誰かっ＿＿!!」
ｼｭｯ＿＿＿!
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「っ…。」
蝉「…そいつから手放せ。」
「蝉の女かよ…っ。」
蝉「…放せって言ってるだろ。」
「わ、かったっての。…その物騒なやつ出すのは仕事の時だけにしとけ。」
ﾊﾟｯと離された手。
恐怖心から解放された体は、力が入らなくてﾍﾅﾍﾅと地面に座り込む。
私を連れて行こうとした男は、声をかけた男達の所へ走っていって
その場には私と蝉だけが取り残された。
蝉「…人の話聞かねぇからこうなるんだよ。」
あ「っ…ご、め…ｯ。」
蝉「…!」
あ「ごめ…なさっ…。」
.
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悔しい…悔しい…。
こんな奴に助けられるなんて…、こんなに体が震えることになるなんて…。
こんなに…情けなく泣く姿を見られるなんて。
あ「っ…うぅ〜、ｯ…く…。」
蝉「…ったく…。」
はぁ、とため息をつかれた。
私こそため息つきたいよ。
こんなに情けないなんてさ…。
ほんと、私って弱いよね…。
ｷﾞｭｯ…
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あ「…え…。」
蝉「服汚したら殺すからな。」
頭に回った腕が、ｷﾞｭｯと抱き締めてきた。
ﾄﾝ、と蝉の肩におでこがぶつかって
軽く手で頭を撫でてきた。
服汚したら殺すって…そんな簡単なことで殺されてたまるもんですか。
でも…
あ「…ありがとう…。」
.
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ノン - 蝉、さいこ〜！！別れの時とかマジで感動しますわ( ；∀；)やばいです！ (2018年3月21日 23時) (
レス) id: 6cb2e50d9f (このIDを非表示/違反報告)
音榮(プロフ) - ページ３に性/・行・為の描写があります。フラグを立てた方がよろしいかと。 (2018年1月31日 22時) (レス) id: b73e50a267 (このIDを非表示/違反報告)
kou - すみません、間違えました。 (2017年10月23日 13時) (レス) id: 6fef2e555d (このIDを非表示/違反報告)
kou - ツイッターってやってますか？ (2017年10月23日 13時) (レス) id: 6fef2e555d (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - あ、そのまんまだったんですね！！ありがとうございます！ (2017年6月4日 21時) (レス) id: 26cab9163e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：♪くるすけ♪
| 作成日時：2017年4月4日 21時
