9人のドS○○達…【7】 (ページ10)

今日:4 hit、昨日:36 hit、合計:632,339 hit

305 ページ10

吸い付いていた唇が、ゆっくりと離れて

涼「あ。

…A、ちょっと起きて。」

あ「え…。」

起きれないんですけど……。

いや、起きれない訳ではないけど起きるのだけで、かなり体力を使う…

涼「あ、起きれないか。

ん、手。」

涼介君は両手で、私の腕を引っ張って優しく起き上がらせてくれた。

.

.

.

.

.
ﾎﾟｽｯ…

あ「………痛くない。」

さっき起き上がった時、凄く痛かったから

今起きる時も痛いかなって思ったのに、全く痛くなかった。

涼「あ、まじで?

良かった。」

って抱き締めたまま、頭をﾎﾟﾝﾎﾟﾝと撫でられる。

あ…痛くならないように、気使ってくれたのかな…。

涼「よし。1回あっち向いて。」

ｸﾙｯと向きを変えられて、涼介君が後ろにいる体勢。

.

.

.

.

.

.

.
涼「あ、背中綺麗だ。」

あ「っ…そんな事ないです…/」

なんか背中をまじまじと見られてる気がして

すっごい視線を感じる。

ｷﾞｭｯ…

あ「わっ…!!/」

涼「そんな驚く必要ないだろ?(笑)」

あ「だっ…て、いきなり抱きつかれたらﾋﾞｯｸﾘしますよ…/」

背中越しに伝わる涼介君の温度が

恥ずかしくて、でも抱き締められるのが嬉しかった。

.

.

.

.

.
涼「あ…やばい。血吸いたくなってきた。」

あ「このﾀｲﾐﾝｸﾞでですか…?(笑)」

変なﾀｲﾐﾝｸﾞで血が欲しくなった涼介君。

良いですよって髪をどかして、首筋を出した途端に
鋭い痛みが走った。

あ「いっ…っ!」

涼「ん…わり…。」

血を吸われて、体がｿﾞｸｯて震える度に

涼介君がｷﾞｭｯと抱き締めてくる。

あ「あっ…!」

涼「あ、やべ。」

あ「っ…ひゃ…!//」

穴から溢れ出る血が、背中をﾂｰｰｯと流れて

生暖かさに体が跳ねる。

それに気付いた涼介君が、舌で血を追うように背中を舐めるから

また体が跳ねた。

.

.

.

.

.

.
涼「…ごちそうさま。」

あ「っ…はい…/」

ただ血を吸われるだけなのに…体もたないよ…//

.

.