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メンズ用のピアスブースに行き、涼介君が好きそうなのを見てみる。
あ「あ。これ好きそう。」
黒のシンプルなピアス。
でも、これ持ってそう…。
あ「涼介君____って、あれ?涼介君?」
後ろを見ると、涼介君の姿が無い。
涼「お前、歩くの速いな…
いつの間に、こっちに来てたんだよ(笑)」
キョロキョロと探すと、奥から涼介君がポケットに手を突っ込み、笑いながら歩いてきた。
あ「そんな速かったですか?」
涼「速いよ(笑)」
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あ「あ、それより。
涼介君、これに似たピアス持ってます?」
指を指して、さっきのピアスを見せる。
涼「まぁ。
てか、今してるし。」
ほら、と左耳を見せられた。
あ…ほんとだ、似てる。
あ「うーん…。あと涼介君に似合うのは__…。」
涼「いーよ。もう。
他の所、見に行こーぜ。」
また左腕を引っ張られて、恋人繋ぎをされる。
軽く引っ張られ、そのままアクセサリーショップを出た。
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あ「ど、どこ行くんですか?」
涼「んー……。今、何時?」
右腕に着いてる腕時計を見ると《17時46分》
あ「17時46分です。」
涼「んー。
まだまだ遊べるけど……薮君達に早めに帰ってこいって言われてるし__。」
あ「え?」
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涼「帰るか。」
あ「えっ……!?」
嘘。
だって、あの約束は……____?
驚きを隠せず、少し悲しかった。
私とじゃ…嫌ってことかな…。
って、少しだけ落ちこんで下を見てると
涼「冗談だよ(笑)」
あ「__!」
涼「へぇー?(笑)そんなに楽しみにしてたんだぁ。」
左の口角を上げて、涼介君はニヤリと笑う。
あ「っち!!違っ__!///」
違わないけど、違うと言ってしまう。
私……もう少し素直になれないのかな…?
涼「はいはい。意地悪しました(笑)
__行くぞ。」
軽く笑いながら、だけど最後の「行くぞ」って言葉だけは男っぽくなって…
あ「ずるい_…//」ボソ
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山知 - 私も書こうと思うけど、なかなか上手く書けないんです。書き方?を教えてください! (2016年10月5日 22時) (レス) id: ab0f961055 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:♪くるすけ♪ | 作成日時:2016年10月1日 16時