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あ「や…やだ。やだ…。」
何されるか分からない。
その恐怖で体がブルブルと震える。
上田「逃げる気?」
亀梨「逃がすはずないのにね。」
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逃げなきゃ___逃げなきゃ…___。
ただ、それだけしか浮かばない。
体が震えて、足にも手にも力が入らない。
だけど……逃げなきゃ。
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ダッ!!
小柄な体で良かったと、何回思ったかな。
隙間からすり抜けてドアを目指す。
鍵は簡単なタイプだから、楽に開くはず…!
ガチャ!!
あ「開いた……!」
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グイッ!!
あ「きゃああっ!!!」
亀梨「うっせぇな…。」
中丸「髪は女の命ってゆーじゃん。」
鍵を開けて、ドアを開こうとすると同時に
髪の毛を掴まれて後ろに引っ張られた。
ギリッ…!
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あ「ッ__いった…ぃ!!」
抜けちゃうんじゃないかってくらい、強い力で引っ張られるから
髪を引きちぎられないように、手で頭を抑える。
田口「そろそろ止めときなよ。
ここ防音じゃねぇし、叫ばれたら人が集まる。」
やっと髪の毛を解放されて、床に
あ「ッ__…!」
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中丸「なぁ、一気に3人も吸ったら死ぬかな?」
田口「さすがに死ぬだろ(笑)」
亀梨「吸えば良いじゃん。
俺、さっきの女で腹一杯。」
上田「じゃあ、俺一番乗り。」
その会話を聞いて、体中に寒気が走った。
ジリジリと近寄ってくる上田先生の口には、鋭く光る牙が見えた。
あ「やめっ…!!」
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あ「いやぁぁぁああ…!!…______っ!!」
そこからの、私の記憶は途切れて
目が覚めた時には、体が重く、全く力が入らなくなっていた。
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山知 - 私も書こうと思うけど、なかなか上手く書けないんです。書き方?を教えてください! (2016年10月5日 22時) (レス) id: ab0f961055 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:♪くるすけ♪ | 作成日時:2016年10月1日 16時