9人のドS○○達…【7】 (ページ12)

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あ「本当に何も無いんですか……?」

涼「んー…。」

涼介君は下を向いて、しばらく考え込んだ。

数十秒ほど考え込み、涼介君は顔を上げた。

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涼「無い。

Aが居てくれれば良いし。」

と、私に近付いて強く抱き締めた。

涼「何も要らないから…俺のそばから離れないでくれれば、それで良い。」

あ「涼介君って…本当にずるい…＿＿＿//」

涼介君に聞こえないように、涼介君の腕の中でｺｿｯと喋った

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つもりだったのに。

涼「俺の何がずるいの?」

あ「え…聞こ…えてましたか?」

涼「ばっちりね。

で?俺の何がずるいの?」

あ「っ……だって恥ずかしい言葉とか、簡単に言うんですもん…。

いつも…突然、そんな事言われたら心臓に悪いです…//」

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涼「……。」

背中に回されてた腕が、私の顎に伸びて来て

ｸｲｯ!と、上を向かせられた。

あ「ｯへ…?//」

涼介君の目と、目が合う。

そんな涼介君の顔はほんのりと赤くて

あ「ｯえ!?＿＿…待っ、んんっ…//」

ゆっくりと近付いて来た綺麗な顔。

必死に拒んだけど、全然意味がなかった。

ﾁｭと小さな音を立てて、唇が優しく重なった。

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あ「＿＿ｯぷはっ…//」

涼「やば……もっとしたい。」

あ「ｯだ!駄目ですよ!!//

本当に心臓持ちませんって!!」

涼「そんなの知るか。」

あ「ｯ＿＿＿!//

………あれ?今日何曜日ですか?」

涼「………月曜。」

涼介君は顔を逸らして、ﾎﾞｿｯと喋った。

あ「学校あるじゃないですか!!」

涼介君は小声でばれたかと舌打ちをしながら言った。

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朝起きたのが早かったから良かった…。

腰の痛みを我慢しながら、急いで服を着て家に戻った。

制服に着替えて、2人でとにかく走って学校に向かった。

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