9人のドS○○達…【7】 (ページ2)

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涼介side

《そこのｶｯｺｲｲ彼氏さ～ん!?可愛い彼女をお姫様さま抱っこしてみよ～!!》

涼「こんなのもあんだな。」

あ「……。これが狙いだったんだ…。」

何か隣でﾌﾞﾂﾌﾞﾂと喋ってるA。

狙い?何が?

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涼「とりあえずｼｬｯﾀｰ鳴るから、こっち来い。」

あ「え?い、いや…いいです。」

は?

涼「何で。」

あ「私……重いし…。」

涼「ここまで従ってきたのに、今更止んないとか怒るよ。」

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あ「きゃっ……!!」

ｶｼｬｯ!

Aを引き寄せ、担ぎ上げると同時にｼｬｯﾀｰ音がした。

あ「ｯ…//」

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あ「りょ、涼介君…もう下ろして下さい。」

軽く腰を曲げて下りやすくすると、最後の指定がきた。

《次で最後よ～!最後は熱～～いkissで終了～!!!》

あ「えっ!」

涼「へぇ～…」

このﾌﾟﾘｸﾗ良いね←

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涼「だってよ。」

あ「いや…”だってよ”じゃなくて…//

最後くらい普通に撮りません…?」

涼「最後だからこそでしょ。ほら、こっち向いて。」

腰に手を回して、後頭部を掴む。

あ「えっ、ちょっ…ん!//」

目を大きく見開き、顔を真っ赤にしたAの唇を塞いだ。

ｶｼｬｯ!

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《落書きﾌﾞｰｽに移動してね♪》

あ「ｯ＿＿はぁ…/」

涼「……ｸﾞﾛｽ塗ってるだろ。」

親指で唇を拭うと、指に少しだけ赤いのが付いた。

あ「あ、はい…。」

涼「ﾃﾞｰﾄする時は塗るなよ。

ｷｽしずらくて困るから。」

あ「わ…かりました…//」

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落書きﾌﾞｰｽに移動したものの、落書きとかは特にせずに終わった。

ﾌﾟﾘﾝﾄされたものを見て、Aは顔を赤くしてた。

そんな姿でさえ、もの凄く愛おしく見えて

早く夜にならないかなって、1人でﾜｸﾜｸしてた。

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