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story14 ページ14

ちょっとして海についた

車から降りるとさすが、リア恋No.1

正「ブランケットだけじゃ寒いでしょ？」

ってマフラーを貸してくれた

西「ちょっと、飲み物買ってくるわ」

と、西畑さんが自販機に向かっていった

正「大吾な、あれでも心配してんで？

初めて迎えに行った日にも、あの子どうにかしたい

とか、今日だって迎えに行ったあと夜まで

正門も一緒にいて、傷つけたら困るから

とか、めっちゃ言っててんで？」

「そうなの？」

正「そうそう、だから嫌いにならないであけでね」

って、頭を撫でてくれた

西「正門ほい」

と、後ろから西畑さんが缶コーヒーを渡した

正「サンキュ」

西「あんたは、分かんないから取り敢えずココア」

「ありがと、ココア好き」

なら良かったと言って笑う西畑さん

西「ずっと気になってたんやけど

あんた、俺のこと西畑さんって呼ぶのやめてくれん？」

「じゃあ、なんて呼べばいいの？」

西「大吾でええよ」

「わかったよ、大吾」

西「ん、」

西畑さん。じゃなくて、大吾は嬉しそうに笑っていた

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