元カノと電話できました【mfmf】 (ページ14)

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僕はAを落ち着かせて、これからの事を話した

Aはまだご機嫌斜めのようで無言だ

聞いてる？と訪ねてみても何も言わずにいる

やっと口を開いたかと思えば

『晒したやつ地獄に落としたいんだけど』

などと言うだけだ

だから、Aは本当にやりそうなんだって！！！

しかも低いトーンで言うのでさらに怖くなる

僕自身も地獄に落としてやりたいと思うよ！？

だけど、それじゃあ僕もAも成長できない気がする...

っていうか、完全なる犯罪になって捕まる気がする(

天「まふく〜ん？」

パソコンの中から天月くんの声が聞こえる

生放送を始めてから約一時間が経過していた

そのうち、ほとんどがAと話している時間だ

天月くんの声が聞こえたからか、Aは電話を即座に切ってしまった

ま「あ、えっと、ちょっと...」

天「どうかしたの？」

ま「ううん、何でも無い...」

いくら親友の天月くんだとしても、Aとさっきまで話してたんだよね〜と言ったら疑われるし

信じてくれないに決まってる

僕はまたパソコンの画面＿＿＿コメントと向き合った

天月くんが説明してくれたからか、多くのリスナーさんが信じてくれた

けど、まだ心のない言葉を放つ人だったりもいる

もうこういう人たちはどうしても治らないんだ

僕は思いっきり息を吸って、言葉を発した

ま「彼女のことを皆さんに伝えていなくてすみません

僕は本当に彼女を幸せにすることだけに命をかけていました

彼女が亡くなってしまった今、証拠はないけれど彼女を愛していました...愛しています

僕を疑っている人もまだいると思います

それでも良い、僕が彼女を愛していることは変わらないから！」

こんな感情を持つのはこれから先、彼女以外いない

あんなに素敵な人だから

僕はこんなに強くなれたんだ