ジンペイの幼馴染みは超絶美少女だった３【妖怪学園Y〜Ｎとの遭遇〜】

第７８話〜花子さん伝説誕生の秘密〜 ページ7

〜お城の中〜

ﾁｶｯ…ﾁｶｯ…

ジンペイ「此所は…？」

執事「此方は、花子様が怨霊になられた時の状況を再現したトイレで御座います。」

コマ「って事は、“花子さん伝説”誕生のトイレ！？(´◦□◦｀;)」

執事「それでは、ご覧下さい。」

〜花子さん伝説誕生の秘密VTR(花子さんside)〜

＜私は“花子”。人間だった頃の私は、放課後の学校でお友達とかくれんぼをしていました。＞

≡夕方≡

女の子1『あれ？花ちゃん、まだ見つからないの？』

女の子2『知らない。あの子もしかして“自分が”消えちゃったのかな？』

女の子3『あの子、色んなもの消すんだもん。』

優弥「『色んなもの消す』？」

執事「そう…人間だった頃から花子様は“不思議な力”をお持ちだったのです。ですので、あの日もお友達は心配なさらずに帰ってしまいました。そして…。」

＜夜になっても誰も見つけてくれない…。怖くなった私は、トイレのドアを開けて飛び出しました…。しかし、『早く友達に会いたい。』…その気持ちが知らず知らずのうちに能力を発動させ、“ドアの外の空間”を消してしまっていたのです…。＞

〜VTR終了〜

執事「それ以来、怨霊となった花子様は“お友達”を求めて全国のトイレに出没するようになったのです…。」

リュウスケ「可哀想な過去だな…。」

コマ「寂しかったんだね、花子さん…。」

ジンペイ「だからって…テレビから出て来て人を攫っていい事にはならないぞぉぉぉ…！|⊙д)ﾉ"」←

フブキ「だから、花子さんはテレビから出ないから！Σ＼(￣д￣;)」

A「テレビから出て来るのは“花子”じゃなくて“貞子”だから(≖_≖;)」

メラ「そんな事より、早く花子さんに会わせてもらおうか。」

執事「畏(かしこ)まりました。」

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