第69話〜映り込んでいた理由〜 ページ43
スゥゥゥ…
??「うぅ…。」
コマ「君は“友道”くんだよね?」
友道ケン「あぁ…そうだよ…。」
ジンペイ「何で映画に映り込んでたんだ?」
ケン「別に邪魔をするつもりは無かったんだ…。僕は25年前、このY学園で幼馴染みの“あっちゃん”と一緒に映画部に所属していた…。」
〜25年前(ケンside)〜
あっちゃん『ねぇ、これ見て!』
ケン『えっ?「無限増殖ゾンビーズ!」?』
あっちゃん『そう!キノコから菌が飛んで、人がゾンビになっちゃう映画!』
ケン『わぁ…!それ絶対面白いよ!』
あっちゃん『いつか一緒にこの映画を撮ろうよ!』
ケン『うん!約束だよ!』
映画部であっちゃんは監督に、僕は俳優になった。でも、役者に向いてない僕はずっと雑用係をやっていた。
だけど、卒業制作の映画撮影であっちゃんが…。
あっちゃん『最後の映画、主演は友道でやらせてください!僕は、彼奴の映画を撮りたいんです!』
≡外≡
ケン『本当に僕でいいの…?』
あっちゃん『勿論だ!“あの夢”を叶えよう!』
ケン『ありがとう…僕、頑張るよ!』
でも『無限増殖ゾンビーズ!』の撮影中、僕は足を滑らせて死んでしまったんだ…。
〜回想終了〜
ケン「あっちゃんとの夢の映画が台無しに…うっ…うぅ…!」ポロポロ…
A「それが心残りで、色んな映画に現れるようになったのね…。」
コマ「未完成のゾンビ映画への思いが強すぎて、自ら増殖ゾンビになってしまったんだね…。」
マタロウ「しかも主演俳優次々と呪われて、映画部を辞める事に…。」
ジョージ「その事なんだが…。実はあの後、辞めた3人によくよく聞いてみた所、映画に謎のゾンビが出た事にビビって逃げ出しただけだったんだ…。」
優弥「そうか、友道はただ純粋に映画に出たかっただけだもんな。」
マタロウ「呪いとかじゃなかったんだ…(*´∀`*)-3」
ケン「でも、驚かせちゃって悪かったね…。」スッ…
マタロウ「…ん?“これ”って…あっ!友道くん、着いてきて!」ダッ!
ケン「ん?」
第70話〜友人との再会と、あの映画の上映〜→←〜作者のイラストコーナー【夢主の映画衣装(白黒)】〜
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野志栞奈(プロフ) - ミアさん» 喜んで頂けて良かったです!また是非リクエストお願いします!(*^^*) (2020年2月11日 23時) (レス) id: f6002e7170 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - いや〜面白いかったです!いいお話でした!またなにかリクエストあったら送りますね! (2020年2月11日 22時) (レス) id: 8fbce785a8 (このIDを非表示/違反報告)
野志栞奈(プロフ) - ミアさん» 了解です!(*`・ω・´) (2020年2月9日 23時) (レス) id: f6002e7170 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 番外編のリクエストとしてバレンタインデーをお願いします! (2020年2月9日 23時) (レス) id: 8fbce785a8 (このIDを非表示/違反報告)
野志栞奈(プロフ) - ミアさん» 確かに…し (2020年2月9日 17時) (レス) id: f6002e7170 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:野志栞奈 | 作成日時:2020年1月24日 19時