男勝りなかぐや姫は、皆から愛されています７【妖怪ウォッチシャドウサイド】

第２６７話〜自分でも解らない〜 ページ10

ナツメ「どうしてプレゼントを配って、お姉ちゃんと弟のうち弟の方だけを攫っていたの？」

ケースケ「うんうん(・-・`；)」

爺たん「ハァ…全ては、儂が生きていた頃に遡(さかのぼ)る…。爺たんは生きていた頃、ごく普通の爺たんだった。それはそれは可愛い孫達が居ってのう。毎年クリスマスにはプレゼントを用意してな、2人が喜ぶ顔を見るのが何よりの幸せじゃった。じゃがある年の冬、儂は買っておいたプレゼントを渡す日を待たずして、ポックリ逝ってしまった。儂はどうしても孫達の喜ぶ顔が見たかった。そこで儂は…『グヌヌヌッ…ほっ！(ﾎﾟﾝｯ！)』と踏ん張って、何とかギリッギリ妖怪になったのじゃ( `･ω･´)」

ジュニア「ジジイ、根性ある(・・´；)」

アキノリ「踏ん張ればなれるのか…(・・´；)」

トウマ「『ギリギリ』とかあるんだ…(・・；)」

A「すげぇな…(・・；)」

爺たん「妖怪になった儂は、孫達の様子を見に行ったんじゃが…。弟の方のプレゼントで、儂は間違ったロボを買ってしまっていたんじゃ…。」

A「そういう事だったんだな…。」

ナツメ「その悲しい気持ちのせいで、悪い事をしてたの？」

爺たん「う〜む…確かに“後悔”はあったがのう…。どうしてあんな悪い事をしてしまったのか、自分でも解らんのじゃ。」

A「えっ…？」

ジュニア「あっ！ジジイ！ジーたん閃いた！(*`･ω･´)ﾉ」

爺たん「ほっ？」

妖怪探偵団「？？」

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