チートタイム

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『安斎さん。私もカモくん加えての初仕事行きたいです！』

「今回はだーーめっ」


あれから何回も調査の合流を進言をするも却下され、ほぼあの日から安斎さんと行動を共にしている


『なんでそんなにいじわるするんですか？？』

「んーーAが可愛いからかなー？」


安斎はスマホを見ている視線を少し外して嘘っぽく笑った



「次の依頼からは同行させてあげるからさっ」

『んんーーー』

「そんな顔しないでよ〜もっと意地悪したくなるじゃないか」

『…からかわないでください』



Aがジト目で見れば楽しそうに安斎は笑みを浮かべながらスマホから目線を上げた


「俺はさ、ずーっとAの事 そばに置きたいなと思ってたんだけどさー 蓮見がいつも邪魔ばっかりして来るからさ、こういう手段しか取れなかっただよね」

『…安斎さ…ん…？』

「Aは、俺の事どう思ってた？」

『どうしたんですか？急に』


安斎は椅子から立ち上がると部屋の端の席で座っていたAの前に立ち塞がると屈んで目線を合わせた


「俺はさ ずーっとAの事 見てたんだよ」

『あんざっ…んん』


安斎はAの頬に触れると優しく口付けをした









これで君は 俺のもの









2020.0731

すんごい久しぶり更新

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