稲荷崎高校のマネージャーは世界一＃6【ハイキュー】 (ページ9)

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侑「せや！ちょっと角名んとこ行ってくるわ！
またあとでな！！」

侑は、少しの間時が止まっていたが、いきなり急に動き出した。

そのままりんのところへ走っていく。

侑は興奮気味なようで、支離滅裂な話にりんは戸惑っているようだ。

A「なんだったんだろうね？」

まる「なんや侑くんって感じやなぁ」

花が咲いたように笑うまるちゃんにつられて、あたしも笑う。

A「よーし、あとちょっと準備進めとこ！」

まる「せやね。がんばろ！」

まるちゃんは器用でセンスもいい。

そんなまるちゃんが描いた下書きの線を丁寧になぞり、色を塗っていく。

そうして完成した看板には、コロコロとした可愛らしいドーナツのイラストと、ひとくちドーナツとポップなフォントで描かれていた。

食べ歩きできるように、紙コップに入れて売る予定で、生地3種類に、4種類のトッピングをお好みで足してもらうことで、飽きないように工夫されている。

みんなでローテーションしながら、調理、売り子、宣伝とを分担することになっている。

初めての文化祭が今から楽しみだ。