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侑「まぁ、我らが姫様やからな」
不意に口を挟んできたのは侑だった。
どうやら侑1人のようで、りんは別の作業をしているらしかった。
まる「やっぱりそうやんな?
ほかの男子に威嚇してるやんな?」
侑「それは言い方悪いで!
悪い虫がつかんようにしとるだけや!」
まる「えー、同じことやない?」
まるちゃんは明らかに面白がっているが、侑の表情は真剣に見えた。
侑「別にAの交友関係を束縛しようとしてるわけやないで?
ちょっと鈍感なAの代わりに、疑う作業を俺らがやってんねん!」
A「え、わたしって鈍感なの?
初めて言われたんだけど...」
まる「まぁ、純粋ではあるやんね!」
それはそうと、とまるちゃんが話を一旦隣におく。
まる「部活動対抗リレーのお願い、なんにするか決まったん?」
その言葉に、侑は難しい顔をする。
侑「いや、みんなで話あったんやけどな、、
なかなか意見が合わんくて。
治に至っては、食べたいもん全部作ってもらうとか言い出してな...。
それは!ちゃうやん!!!」
なにやら熱弁しているが、あたしの知らないところで白熱していたらしい。
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さくらんぼちゃん - わー!こんなマネージャー生活憧れるっ!続きが楽しみ〜!! (1月3日 10時) (レス) @page15 id: 5991a83759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:智紀りょう | 作成日時:2023年11月7日 18時