稲荷崎高校のマネージャーは世界一＃6【ハイキュー】

247 侑視点 ページ3

浦岡という男が、自分勝手な理由でAに近づいとった。

それだけでも腹立つのに、またAを変なことに巻き込むつもりなんか…。

なんやそれ、と怒鳴ろうとしたとき。

Aの纏う空気が変わった。

俺でも分かった。

みんなも気付いたみたいで、Aに目を向けている。

浦岡も目を見開いてAを凝視しとる。

頬がちりつくような、空気がビリビリしているような感覚。

バレーの試合で取って取られてのええ勝負しとるときのような。

これが世界を獲ったAのプレッシャーか。


浦岡「…な、納得いってへんやつらのことは、俺が責任もってとめる」


Aの圧に負けそうになりながらも口を開いた浦岡のことを、初めてやるやんと思った。

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