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道場の扉を開けると、道着を身につけて、正座をしている男がいた。
あたしたちが入ってきたことを知ると、慌てて立ち上がる。
道場の中にみんなを案内して、全員が入ったことを確認すると、男は土下座した。
「この間は本当に申し訳ありませんでした!」
静かな道場に男の声が響く。
いきなりの先制攻撃に面食らっていたみんなだったが、それだけで絆されるほど甘くはないらしく、再び表情が険しくなっている。
侑「謝るだけやったらなんぼでもできるやろ」
治「なんでまたAに近付いてきてん」
「みなさんの言う通りで…やってしもたことは変えられへんから、俺のこと信用なんか出来ひんやろうけど、俺も変わりたいって、この前ぶち負かされて思ってしもて」
土下座の姿勢のまま、話を続けている。
北「とりあえず、いちから話聞こうやないか。
俺らはあんたの名前すら知らんからなぁ」
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さくらんぼちゃん - わー!こんなマネージャー生活憧れるっ!続きが楽しみ〜!! (1月3日 10時) (レス) @page15 id: 5991a83759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:智紀りょう | 作成日時:2023年11月7日 18時