稲荷崎高校のマネージャーは世界一＃3【ハイキュー】 (ページ7)

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治「Aなら、今日は先に帰りましたよ」

北「まだ家に着いたら、連絡くるようにはしてるんか？」

角名「グループLINEに連絡入れてもらうようにしてます」

北「そうか。それ聞いて安心したわ」

侑「でも今日はまだ連絡来てへんな。
そろそろ来ててもええのに」

携帯を確認すると、電車から降りたという連絡の後すでに20分は経っていた。

駅からAの家までは、寄り道しなければ10分くらいで着くはずだ。

角名「…ちょっと位置情報確認してみます」

もはや日課になっているはずのLINE。

マメなAが連絡を忘れるとは思えないし、最近はいつでも連絡ができるように携帯握りながら帰る癖がついたのだと話していた。

北「どうや？」

角名「…どこだ、ここ……。
移動中みたいですね…このスピードは車っぽいですね」

侑「ほんまや。この先って結構寂れとるところやない？」

治「せやな。治安悪めなところや」

北「…なんかあったんやろな。
とりあえず先生に相談しに行って、警察連絡するか」

俺たちの警戒が少し緩んだところを狙われたのだろうか。

Aから連絡がなく、車に乗せられているということは、連絡できない状況なのだろう。

北「監督には簡単に話しててん。
すぐ動いてくれると思うで」