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暑くて赤くなったのか、恥ずかしくて赤くなったのかは、おそらく後者。

そして、みんなもそれは分かっているのだろう。


監督「なんや、さっきまでヘロヘロやったのに、元気になってるやん」

侑「今は無敵な気分ですわ!」

A「ドリンク補充します。熱中症予防に塩分も持ってきているので、各自に配ります」


侑の言葉を遮るようにして、連絡事項を伝える。

渡す人みんなからほほえましく見られるのが、むずがゆい。

みんなのドリンクを確認すると、ほとんどなくなっていた。

これはリュックでも持ってきて正解だった。

急いで補充し、一足先に合宿所へ帰る。

一人で帰るのかと心配されたが、「いざとなったら、実力行使で逃げます」と強引に説得して、昼食時間には戻ってきてほしいと伝えた。


台所に戻り、薬味を水にさらしてザルにあげ、お湯を大量に沸かす。

皿やつゆ、麦茶などを準備し、みんなが帰ってきてスムーズに食べられるように急ぐ。

薬味とスープも盛り付け、ゆがいたそうめんを水でしめる。

ある程度一人分を分け、おかわりができるように大皿でも準備する。

テーブルセッティングが終わりかけの頃、みんなが帰ってきた。

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作者名:智紀りょう | 作成日時:2023年2月9日 14時

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