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作ったドリンクを手渡す。

みんなはドリンクとタオルを持って、海へと向かった。

砂浜で走り込みをするようだ。

バスを降りてからずっとバタバタ動き回っていたので、やっと一息つける。


しかしすぐに昼食の準備。

初日でバテているかもしれないので、昼はさっぱりそうめん。

もんのすごく大量に準備したそうめんだが、これはこの昼食で消えるだろう。

野菜も取れるように薬味を切り刻む。

体を冷やしすぎてもいけないので、簡単に汁物も。

ある程度の準備を終えたら、追加補充できるようにドリンクを作る。

氷を入れて薄くならないように、濃い目に作る。

ついでに、明日使うようにスポドリの氷も準備する。

今回はさすがに普通の氷だが、これで明日から濃さを気にせずにドリンクを作ることができる。

熱中症対策に色々持って、あたしも海へ向かう。

日焼け止めと帽子を準備して、重いドリンクをコンテナキャリーに設置し、積めなかった分はリュックに入れる。


よし、と意気込んで合宿所を出たが、なぜあたしはここで止まっているのだろう。


「ねぇいいじゃん、ちょっとくらい」

「俺たちとも遊んでよ、少しくらいいいでしょ」

A「すみません、急いでて…」


さすがに荷物が重くて、すばやく動けない。

間を抜けて歩き出すことには成功したが、男たちは着いて来ていた。

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作者名:智紀りょう | 作成日時:2023年2月9日 14時

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