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銀島「俺ら、赤点なかったで!!」

治「国語はギリギリやったけど。勉強教えてくれてありがとうな!」

A「これでみんなで合宿行けるね!」


「ということはお前らも赤点やなかったんやな」と、みんなで喜びを分かち合う。


治「せや、これ教えてくれたお礼」


治が手渡してくれたのは、新発売のお菓子だった。


A「美味しそう!いいの?」

治「おん。お礼やから」

侑「あのサムが、誰かに食べ物あげてる…!」

角名「明日は雨か…」

治「なんやねんその言い方」

侑「せやって、お前が食いもんあげてるなんて珍しすぎるやろ」

治「…いつもは自分で食べたいが勝るからな」

A「侑が言うくらいだから、相当なんだね」


そう口にすると、2人の時間が止まったかのように固まった。

どうしたんだろうと首をひねっていると、ためらうかのように口を開いた。


治「…俺のこともはよ、名前呼んで」

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作者名:智紀りょう | 作成日時:2023年2月9日 14時

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