今日:65 hit、昨日:28 hit、合計:184,734 hit
小|中|大
101 ページ5
「そういえば、なんでここが分かったん?
Aちゃん、何も言ってへんかったのに」
教えてくれるよな、とあたしの首を下から掬うようにしてアピールする。
A「ぐ…っ」
急に気道を塞がれて苦しくなり、声をあげてしまう。
侑くんだけではなく、治くんの堪忍袋の緒も切れそうになっている。
あの北さんでさえ、額に青筋が見える。
北「…角名、順番に話したれ」
角名「…はい」
男をにらみながら、りんくんが口を開く。
遡って、今から数時間前。
学校が終わり、北さんに言われた通り1年バレー部で勉強していたとき。
手を緩めてくれたので、息を吸い込みながらりんくんの話に耳をかたむける。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
312人がお気に入り
312人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:智紀りょう | 作成日時:2023年2月9日 14時