稲荷崎高校のマネージャーは世界一＃3【ハイキュー】 (ページ38)

今日:54 hit、昨日:28 hit、合計:184,723 hit

134 ページ38

日は流れて、テスト最終日。

この日までみんな頑張って勉強したと思う。

最後の答案用紙が回収されて、開放感に浸る。

侑「お、終わったぁー…。
ちゅうことは！今日から部活やー！！」

涙を流さんばかりに喜んでいる侑くんを横目に、あたしも机に突っ伏せる。

確かに頑張った分、達成感がすごい。

侑「なぁ、はよ部活行こ！」

角名「侑うるさい」

A「元気ですね」

角名「いやー、Aの敬語が聞き納めかと思うと、感慨深いね」

A「じゃあ結果に期待できるってことですね」

話しながら体育館に向かっていると、北さん、尾白先輩とすれ違った。

「「お疲れ様です！」」

北「おん、お疲れ。テスト大丈夫やったか？」

侑「Aん家で勉強会したんでばっちりです！」

尾白「Aん家行ったんか！迷惑かけてへんやろうな」

角名「かけてないですよ。あ、でもお菓子わざわざ作ってくれてたので、それは大変だったかも」

A「いや、好きなので全然そんなことは！」

気のせいかもしれないが、北さんがちょっと目を見開いてあたしを見ている。