稲荷崎高校のマネージャーは世界一＃3【ハイキュー】 (ページ31)

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そして、テスト前。

部活動は休みになり、朝練もないため、いつもより少しだけ朝がゆっくりだ。

いつもは薄暗い中登校しているので、明るい中歩いているのが新鮮だ。

風も気持ちよく、とてもすがすがしい。

気分がいいと、浮かんでくる考えもポジティブなものが多くなる。

明日はみんながうちに来る日だから、勉強のお供にお菓子でも作っておこうかな、とか
みんなが勉強に集中できるように飲み物や椅子・テーブルもちゃんと準備しておかなきゃ、とか。

今までは空手一筋だったので、こうして友達と勉強できるのがこんなに楽しいとは知らなかった。

銀島「Aおはよ、なんやご機嫌やな」

A「銀ちゃんおはよう。明日のためにお菓子作ろうかな、とか張り切ってしまって」

銀島「え、Aの手作り！？」

浮かれすぎかと少し照れてしまう。

でも銀ちゃんは喜んでくれそうだからよしとする。

A「余ったら食べるの手伝ってね」

銀島「いや、多分余らへんで。争奪戦や」

A「大げさだなぁ」

お菓子を作ることは迷惑ではなさそうなので、今日は気分転換に頑張ろうかな。